森七菜、奥平大兼の眠れない時の行動に「怖いよ~」2年ぶり再共演で“変化”も | NewsCafe

森七菜、奥平大兼の眠れない時の行動に「怖いよ~」2年ぶり再共演で“変化”も

芸能 モデルプレス/ent/movie
映画『君は放課後インソムニア』完成報告イベントに出席した奥平大兼、森七菜 (C)モデルプレス
【モデルプレス=2023/03/15】俳優の森七菜、奥平大兼が15日、都内で開催されたW主演を務める映画『君は放課後インソムニア』完成報告イベントに出席。奥平が眠れない時の行動を明かし、森がいじる場面があった。

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◆森七菜、奥平大兼の眠れない時の行動に「怖いよ~」

オジロマコトによる同名コミックを実写化した本作は、不眠症に悩む女子高生の曲伊咲(森)と、同じく不眠症の男子高生・中見丸太(奥平)が織りなすドラマを描く。この日は池田千尋監督も出席していた。

タイトルにちなんで眠れない時はどう過ごすのか質問を受けた森は「眠れない時も多くて。とにかくいろんなものを試しますね。まず5分で眠れる癒しミュージックみたいなのを3時間くらい聴いた後に、意外とね、5分って言っている割に3時間用意されているんですよ(笑)。それを聴いたあとにティーを作って飲んだりして。一回お風呂に入りなおしたり」「ようやく明るくなった頃にあくびが出てくるっていうのは、あるあるだなと思いながら映画を観ていました(笑)」と返答。

奥平は「それこそ最近なんですけど、クランクインの前日とか個人的に大事だなと思うシーンの前はすごく寝れないことが多いですね。緊張なのか不安なのかわからないですけど、寝れない時が多くて。何をしても寝れないから本当に諦めていますね。とりあえず天井とにらめっこっていうか。音楽を聴いたりリフレッシュはありますけど、もう何もなす術なしですね」と語った。「怖いよ~(笑)」といじられた奥平は「そうなっちゃいますね」と笑っていた。

◆森七菜、2年ぶり再共演・奥平大兼は「目を離すとどこかにいっちゃう」

2021年に放送された「世にも奇妙な物語'21秋の特別編」で共演経験のある奥平について、森は「1回目の時はそんなに対面のお芝居がなくて、壁越しに喋る役だったので。全然話さなかったんですよ」と回想。

「不思議な人だなあって本当にずっと思っていました」と印象を明かし、奥平が「そんなに俺不思議だった?」と笑うと、森は「不思議。だって目を離すとどこかにいっちゃうんですよ。本当に。常識の範囲内ですけど」「ちゃんと帰ってくるけど、自分の世界観があって、何か抱えているものがあるのかなと思うと、いいですよね。一緒にやっている人としては。わくわくしました」と話していた。

一方の奥平は、前回の共演時は話す機会がなかったとしたうえで「何を話したらいいのかわかんねえなあと思って。一番最初はたどたどしかったかもしれない(笑)」と振り返り、森は「いつの間にかすごく楽しくなってました。撮影が」と変化を語り笑顔。どちらも人見知りだそうで、奥平は「周りにすごく助けてもらったかもしれないですね」と共演者の存在が大きかった様子だった。

◆森七菜、大好きなコミック実写化に感動「夢が叶った」

なお、原作コミックのファンだったという森は、オファーを受けた際の心境を聞かれると「驚きましたね。全然簡単ではなかったですけど、わかりやすく『夢が叶った』って思う瞬間ってあるんだなって思いました。それはずっと前から思っていた夢なので、年数も相まってすごく感動しました」と笑顔。

原作の魅力に関しては「語り切れないんですけど、絶対嘘じゃないだろっていう。どこかで本当にあった話を誰かがのぞき見して書いているみたいな。飾らない2人、伊咲と丸太とその仲間たちが大好きで。私は全然高校生活を楽しめたほうじゃなかったので、代わりに2人が楽しんでくれているような感じで読んでいました」と語った。

◆奥平大兼、映画初主演作での“楽しみ”とは?

一方の奥平は原作に関して「脚本を読んだ後のタイミングで読ませていただいたんですけど、とりあえず一番最初は一読者として、見させていただこうかなっていう風に思っていたんです」と発言。

「自分の経験上、原作がある作品に出させていただくってことがあまりなかったので。この丸太を僕が演じるのかっていうのは、あまり実感がわからないまま読んでいて。一番最初は自分が演じる丸太をすごく中心に見ていたんですけど、出てくるみんなが個性豊かで、そういうところにだんだん惹かれていって、すごく素直にこの作品を楽しめたかなって思いましたね」と続けた。

また、本作が映画初主演となったことに関して奥平は「特に主演だからといって『今までよりも頑張るぞ』っていうのはなかったですけど、今まで通り自分のやることをやろうという風に思っていたんですけど、さっきも言った通り、自分が原作がある作品をやるっていう経験が今までそんなに多くなかったので。そういうところでどういうことをしなきゃいけないのかとか、主演なのでお芝居する時間が長いので、そういう楽しみっていうのもありました」と振り返った。

◆森七菜&奥平大兼、脚本の印象語る「2人の魅力がきっと伝わる」

脚本の印象を聞かれた森は「10巻ぐらいあるものを2時間にきゅってしているので、私の好きだったエピソードとかたくさんあるし、『どこが入っているんだろう?』っていうのをすごくわくわくしながら脚本を読んだんですけど、2人の魅力がきっと伝わるんじゃないかなって思いましたね。いろんな素敵なシーンを抜粋して脚本を書いてくださったので。これをまた私たちが動きにして声にして届けるんだっていうプレッシャーはありました」とコメント。

奥平は「実際に出来上がった映像を見ても思ったんですけど、やっぱりロケーションだったりとか、自分がお芝居する場所だったりとかっていうのがすごく大事になるかなっていう風に、一番最初に読んだ時に思って。僕は今回、七尾市に初めて行かせていただいたんですけど、七尾市というものを知らなかったので。そこで生きている高校生を演じるっていう意味で、その場所を知る必要があるなっていう風にすごく思って」と回想。

「場所とか一緒にお芝居する仲間たちと話してみたいな・会ってみたいなとか思ったりしたんですけど、実際に映画が完成したのを観て、ずっとそわそわしちゃってて。自分がお芝居している姿を見るっていうのもあまりないですし、なんかわかんないけど、ずっとそわそわしちゃっていましたね」と笑顔を見せた。

◆森七菜、聖地巡礼に歓喜

七尾市で行った撮影について森は「すごく楽しかったです。東京に比べると割と何もない(笑)。でもその分違ったなにかはあるっていうか。撮影の休みとかには女子のチームで遠いところまでハンバーガーを食べに行ったりとか」と述懐。

また「実際に行ってみて、オジロ先生の漫画って七尾市を描く時に、どれだけ再現率が高かったのかっていうのが。どれだけ美しく写真みたいに捉えられていたのかっていうのが分かったので。ファンとして聖地巡礼しながら撮影した感じで、すごく嬉しかったですね」と頬を緩めた。

奥平は「ロケーションが気になっていたっていうのもあったんですけど、いろんなところを歩きたくなるような場所だなとすごく個人的に思っていて。休みの時とか自分で時間がある時は、散歩ぷらーっと行ったりとかしたんですけど、いい意味で何もないところもあれば、静かでのどかで心が癒される場所だなという風に思ってて」と返答。

続けて「七尾市以外にも石川県のほかの場所にも行かせていただいたんですけど、それぞれ違った良さがあるというか。近くても違った良さがあるところが多いなという風に個人的には思いましたね」と振り返っていた。

◆森七菜、撮影で協力プレイ?「なんとか生きていました」

特に気に入った場所を聞かれた森は「魚をいっぱい食べられる場所があって。2人で写真を撮る時のすぐ近くにある市場があるんですけど、そこに休みの度に行っては、違う種類の海鮮を食べて、『七尾最高ー!』って言ってましたね」と笑顔を見せていた。

実在する天文台での撮影は、クーラーがないサウナのような環境だったそうで、森は「みんなで紙コップをバケツリレーのように汲んで、本当に協力プレイでなんとか生きていましたね(笑)」と明かしていた。

◆森七菜&奥平大兼「君ソム」の世界に没入

漫画に登場するロケーションでの撮影に対して、どんな思いがあったか問われた奥平は「すごく不思議な感覚でしたね。七尾市に行く前に漫画を読ませていただいて。全部は覚えていなくても、街を歩いていると、『あれ?なんかここ見たことあるな』と思って。見返してみたら『あ、漫画のここの部分か』みたいな。そういう意味で純粋に聖地巡礼として楽しめますし、僕が実際にここでお芝居するんだっていう風に考えると、ちょっと感慨深いものがありましたね」とコメント。

続けて奥平は「漫画で出てくる場所とかを歩いてて。後ろからキャストの子たちを見ると、みんな本物にしか見えないっていうか。表現の仕方が合っているかわからないですけど。みんなそれぞれのキャラクターとして、後ろで見ているだけで納得できるものがあって、すごく楽しかったですね」と話していた。

これに頷いた森は「私も正夢を見ているような気持ちになって不思議でしたね。なんかここ見たことあるぞって思うと漫画にあるし。本当に、そこにキャストの方々が立つと不思議な気持ちに。我ながら原作にかなり似ているんじゃないかなって思ってて(笑)。鏡を見ても不思議っていう。同じ制服を着て同じ髪形をして。どこを見ても『君ソム』の世界が本物の世界で生きているので。役というか映像の世界に入り込みやすかったです」と明かした。(modelpress編集部)

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