新スーパー戦隊主演は2022年デビューの新星・酒井大成に決定 史上初“5人の王様×昆虫ロボ”「王様戦隊キングオージャー」キャスト発表 | NewsCafe

新スーパー戦隊主演は2022年デビューの新星・酒井大成に決定 史上初“5人の王様×昆虫ロボ”「王様戦隊キングオージャー」キャスト発表

芸能 モデルプレス/ent/wide/show
渡辺碧斗、村上愛花、酒井大成、平川結月、佳久創 (C)モデルプレス
【モデルプレス=2023/02/14】スーパー戦隊シリーズ第47作目となる新番組『王様戦隊キングオージャー』(3月5日スタート/毎週日曜午前9時30分~)の制作発表会見が、12日に都内で開催。俳優の酒井大成が主演に抜擢され、渡辺碧斗、村上愛花、平川結月、佳久創らキャストとともに登壇した。

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◆「王様戦隊キングオージャー」酒井大成が主役

『王様戦隊キングオージャー』は、5人のヒーローたちが昆虫モチーフのロボとともに敵と戦う物語。「5人の王様×昆虫ロボ」というスーパー戦隊シリーズ史上初の組み合わせにより、いまだかつてない壮大なスケールでヒーローたちの戦いを描く。この日は天の声を『スーパー戦隊』シリーズでおなじみの声優・関智一が担当していた。

クワガタオージャー:ギラ役の酒井は「僕は経験が結構浅いっていうのもありまして、不安な部分はすごくあるんですけど、子どもたちに、そして皆さんに、僕たちが小さい頃に与えてくれたような夢だったり希望・勇気っていうのを、今度は僕たちが与えられるように精いっぱい頑張りますので、本日はよろしくお願いします!」とコメント。

キャストの中で最も後輩だという酒井は、レッド=リーダーという立ち位置での撮影について「楽しめていますし、やっぱり難しいことも多いので、それは今後いろいろ吸収していって、これからにつなげていきたいです」と話していた。

◆渡辺碧斗、4回目のオーディションで合格

トンボオージャー:ヤンマ・ガスト役の渡辺は「家族との大切な思い出であるこの『スーパー戦隊』シリーズに、こういった形で携わることができて、とても光栄に思っています。見てくださる方々に、自分もこんな風にかっこよく生きたい、こんな風でありたいと思ってもらえるような、そんな憧れの対象になれるように、1年間やっていきたいと思います」と決意表明。

『スーパー戦隊』シリーズには、4回目のオーディション経験の末に合格したとのことで「小さい時から『スーパー戦隊』シリーズは家族と一緒に見てきた番組で。後楽園のショーにも家族で行ったりしていたので、決まった時はすごく嬉しかったです」と思い入れが強い様子だった。

◆村上愛花、モデル業と女優業の違い

カマキリオージャー:ヒメノ・ラン役の村上は「長い歴史の中の作品にこうして携われること、本当にうれしく思います。この作品を実際に自分で台本を見ていて、もちろん子供も楽しめる内容になっているんですけれども、大人の世代の皆様も楽しめる内容となっていますので、ぜひその部分に注目していただいて、みんなで盛り上げられたらいいなと思っています」とにっこり。

「ViVi専属モデル」としても活躍している村上は、女優業について「全然違いますね。すごく緊張もしますし、携わっているスタッフさんもすごく多いので。その中でみんなで1つの作品を作り上げているっていうのが、すごく楽しいです」と笑顔を見せた。

◆平川結月、鋭いツッコミが評判?

パピヨンオージャー:リタ・カニスカ役の平川は「たくさんの方に愛されている『スーパー戦隊』シリーズのバトンを受け取るということで、すごく緊張しているんですが、見ている皆様の毎週の楽しみとなるように、1年間精いっぱい頑張りたいと思っております」とコメント。

鋭いツッコミを持っているというタレコミが入ると「ボケの数がすごく渋滞しているので、各所で盛り上がっているところをツッコみに行っています(笑)」と現場の様子を明かした。

◆佳久創、30代で抜擢

ハチオージャー:カグラギ・ディボウスキ役の佳久は「今年で33歳になるんですけども、やっぱり『スーパー戦隊』は若い子たちが選ばれやすいっていう中で、昨年の『(暴太郎戦隊)ドンブラザーズ』の『キジブラザー』に続いて、30代のバトンを受け継いでいるなと勝手に思っているんですけども。今回の作品が、その30代のバトンがどんどんどんどんつながっていけるような、そんなすごい作品にしていきたいなとも思うので、よろしくお願いいたします」と思いを明かしていた。

◆酒井大成・渡辺碧斗・村上愛花ら出演決定時を回顧

出演決定の知らせを受けた際の状況を聞かれた酒井は「マネージャーさんに伝えられたんですけど、僕は経験が浅いっていうのもあって、手ごたえもオーディションとかは全くなくて。マネージャーさんに呼び出されて、怒られるのかなと(笑)」「やっちまったかなと思ったんです」と返答。「実はプチサプライズという形で、『合格したよ』っていうのを言っていただいて。まさか!って本当に思いましたし。最初は真っ白になりました。びっくりしました」と振り返った。

また、出演を誰かに報告したか問われると「まだ伝えていなくて。まだ詳しい内容が情報解禁前だったので、伝えられなかったんですけど、『大きい仕事が決まったよ』とだけは、家族とか友達に伝えたので。配信をたぶん見てくれていると思うので、直接改めて伝えたいなと思います」と話していた。

渡辺は「電車に乗っているときに、マネージャーさんの方から『時間があるときに連絡してください』というメールをもらって。すぐにオーディションの結果だなってわかったんですけど、ちょうどその時は1時間くらい電車を降りられない状況で。自分の中でどんどん心拍数が上がっていって、初めて立ち眩みをしそうに(笑)」と回想。

「そのあと、電車で結果をいただいたんですけど、こういった状況をオーディション期間中からその日まで、夢の中で何度も繰り返し経験しては目が覚めるっていうことを繰り返していたので、すぐには実感がわかなかったです。その日のうちに僕は家族に報告して、その時に両親が喜んでくれたのを見て、そこでようやく実感が湧いてきたというか。その時は『うれしい!』というよりは、すごく身が引き締まる思いがしました」と振り返った。

一方の村上は「ちょうど家族と四国に旅行に行っていたので。マネジャーさんから電話があって『受かったよ』っていうお話をいただいたときは、情報解禁前なんですけど、普通に親に言っちゃいました」と笑顔で告白。「やっぱり家族も喜んでくれましたし、自分自身もこういう歴史のある作品に携われるということで、責任感とプレッシャーが1番大きかったですね。覚悟を決めたというか。この1年間はこの戦隊に賭けるって、すごく思っていました」とも話していた。

過去に『スーパー戦隊』シリーズを見ていたか問われると「弟が見ていたシリーズが『(海賊戦隊)ゴーカイジャー』のシリーズなんです」と明かし、同作にレギュラー出演していた関が台詞を実演すると「今感動しちゃいました」と白い歯を見せた。

平川は「家でちょっと外に出かける準備をしている時に、マネージャーさんから電話があって。オーディションが終わってから少し時間が経っていたので、オーディションの結果だろうなと思って。いつも電話がそんなに来ることがないので。結果だと思って出て。そうしたら『決まりました』っていうのを教えていただいて、そこでめちゃめちゃ叫びました」と照れ笑い。

佳久は「家にいた時にマネージャーから電話がかかってきたんですけど、今まで1度もなかったんですけど、マネージャーの方から『今から君の家の近くの喫茶店に来てくれない?』っていう風に言われて。これは『スーパー戦隊』の合否を言ってくれるんだなっていう風にワクワクして行ったら、最初に世間話から始まって、3~40分くらい話し込んで。『ああ、違ったのかな…』ってすごくどんよりしていたら、“あ、そうだ。『スーパー戦隊』決まりました”って普通に資料を渡されて(笑)。『ああっ!?ええ!?』みたいな感じになったのを覚えていますね」と返答。

「すかされてからのサプライズだったので、気持ちの動かし方がちょっと分からなかったです」という佳久は「33歳で、まさかまさか選ばれるとは思っていなかったので。『スーパー戦隊』は子どもの頃にすごく見ていたので、やっぱりうれしかったですね。時間をかけて実感がどんどん湧いてきて、やれる喜びがすごくいっぱいです」と胸の内を明かしていた。

◆酒井大成ら注目ポイント明かす

自身のキャラクターについて酒井は「ギラは子どもたちのリーダーで自称王様っていうキャラクターなんですけど、自分にすごくまっすぐで、自分に対して素直で、誰かのために自分を犠牲にできるような、優しくちゃんと芯を持っている、勇敢な、正義感のある、そういった役なのかなと思います」と返答。

注目のポイントを聞かれると「誰かのためにっていう正義感で悪役を演じるところがあるんですけど、その悪役の部分と素の部分っていうのは、人への接し方だったり気持ちの部分も全然違うので、そういったところをぜひ注目して見ていただければと思います」とアピールした。

渡辺は「ンコソパというテクノロジーの国で、その分野の実力1つでなり上がったスラム街育ちの元ヤンキーの国王です。自分の国は自分のほかにも、自分の側近だったり国民の中に、いわゆるイキのいいキャラクターたちがたくさんいて。今後そことのコンビネーションを注目して見ていただけたらなと思います」「国一丸となって戦います」とのこと。

村上は「イシャバーナは、一言でいうと芸術と医療の国です。ヒメノは本当にわがままで自由奔放なので、ヒメノが『あれやりたい』『これやりたい』っていうことを、国の執事のセバスチャンさんとかメイド長さんが身の回りで動いてくれるので。自由奔放で動かされているみんなのわちゃわちゃしている姿を見てほしいなっていう部分と、あとは芸術と医療の国っていうだけあって、本当に世界が華やかなんですよ。なのでみんな目で潤ってほしいですね」と魅力を語った。

平川は「リタはゴッカンという国の国王をしておりまして、裁判長の役になります。衣装が全身ほぼほぼ黒ずくめ」「顔を覆っているようなデザインになっているので、謎というか、かなりミステリアスな感じになっているんです」と発言。

「普段みんなに見せている顔とはまた別の二面性のあるキャラクターで。みんなに見せている顔は冷静沈着で、常に何があっても動じない不動の国王っていう感じなんですけど、1人になった時に出る、みんなに見せている顔とはまた別の、一応どっちも素顔なんですけど、また違うキャラクターがあるので。そこのギャップというか、そこをすごく楽しんでいただけたらなと思います」と呼びかけた。

佳久は「カグラギ・ディボウスキはですね、和をモチーフにしたトウフという国を治めている大殿様でして。常にこういう派手な衣装を着て笑っていて、本当に何を考えているかわからないキャラクターなんですけど、心の中では常に自分の国の民を思っていて。それを思うがあまりに、ちょっとヒーローとして大丈夫なの?っていう行動を起こしたりするんですけど、そういったところも回を重ねていくごとに愛されていくキャラクターなんじゃないかなっていう風に思っているので、そこを楽しんでいただけたらなっていう風に思います」と考えを明かした。

◆酒井大成ら、憧れのヒーロー・ヒロイン明かす

その後、小さい頃に憧れていたヒーロー/ヒロインに話が及ぶと、酒井は「ちっちゃい頃とかは、よくきょうだいとかと『(爆竜戦隊)アバレンジャー』とか『(仮面ライダー)クウガ』とかよく見ていたので。オダギリジョーさん。懐かしいですね」と述懐した。

渡辺は「僕は初恋が『(特捜戦隊)デカレンジャー』のデカイエロー。茉莉花(ジャスミン)が好きでした。小さい頃。包容力があるというか、母性というか、子どもながらにそういったところに色気を感じていたんじゃないかと思います。今振り返ってみると。初恋の思い出っていう感じですかね」と返答。

続けて、現在のタイプを聞かれると「そういった意味だと変わらないと思います。しっかりした女性が」と照れ笑いを見せ「報告はしたいですよね。僕の初恋でしたって。小さい時の自分に伝えたいです」と返していた。

村上は「好きなフレーズがあって。『宇宙キター』ってずっとやっていました」と『仮面ライダーフォーゼ』の決め台詞がお気に入りだった様子。「弟がよく見ていたので、3きょうだいなんですけど、私と妹と弟の3人で『宇宙キター』ってずっとやっていました」と振り返り「いま『(仮面ライダー)ギーツ』でやっている、(鞍馬)祢音ちゃんの役の(星乃)夢奈ちゃんと共演していたので、この作品でも共演を楽しみにしています」とコラボ展開に期待していた。

平川は「幼少期はテレビっ子じゃなくて、あんまりテレビは見ない生活だったんです」と明かし、どんな子供だったのか聞かれると「野原っ子」と返答。「休みの日は誰よりも早く起きて、すぐ外に出て走り回るっていう子供だったので」と懐かしんだ。

どんな遊びをしていたのか質問を受けると「縄跳びが得意で。縄跳びをずっとやっていたりとか、バスケットをずっとやっていたので。三重跳びとか、バンバンバンバンやってました。スポーツは結構得意です」と言い、アクションに関しても「基本的なやつはちょっと習ったりしたので、機会があればぜひやってみたいなと思います」と前向きな姿勢を見せていた。

『五星戦隊ダイレンジャー』の世代だという佳久は「擦り切れるほど見ていたので、僕の中のヒーローと言ったらダイレンジャーですね」と発言。「ミドリレンジャーが好きで」という佳久は「双子の兄とお姉ちゃんがいるんですけど、どっちがレッドをやるかっていう喧嘩になるかと思いきや、お姉ちゃんが『創くんは緑、兄貴は青だよ』っていう風に言ったことによって、うまい具合に喧嘩をせずに仲良く変身できたっていう、そういうエピソードがあるんですけど、それのおかげでずっと緑が好きですね」と懐かしんでいた。

◆酒井大成「王様戦隊キングオージャー」に意気込み

この日は、本作のオープニングテーマが古川貴之による『全力キング』に決定したことも発表され、酒井は「素晴らしいです」と太鼓判。

最後にキャストを代表して視聴者に向けてメッセージを求められた酒井は「本当に、今ここにいるキャストの方もですし、ここにいないキャストの方々も、そして監督もスタッフさんも、本当に素晴らしい方ばかりなので、僕らは恵まれた環境でやらせていただいています。なので、これから『王様戦隊キングオージャー』をもっといろんな方に知っていただけるように、僕ら頑張りますので。僕ももっと頑張ります。ぜひ頑張りますので、1年間応援よろしくお願いします!」と呼びかけていた。(modelpress編集部)

◆配役

クワガタオージャー:ギラ 酒井大成
トンボオージャー:ヤンマ・ガスト 渡辺碧斗
カマキリオージャー:ヒメノ・ラン 村上愛花
パピヨンオージャー:リタ・カニスカ 平川結月
ハチオージャー:カグラギ・ディボウスキ 佳久創

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

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