日向坂46宮田愛萌、ラストステージで語った5年間の本音 “辛くて本当に苦しい日々”支えた柿崎芽実&井口眞緒の存在も語る<ひなくり2022/全文> | NewsCafe

日向坂46宮田愛萌、ラストステージで語った5年間の本音 “辛くて本当に苦しい日々”支えた柿崎芽実&井口眞緒の存在も語る<ひなくり2022/全文>

芸能 モデルプレス/ent/music
日向坂46宮田愛萌「ひなくり2022」/撮影:上山陽介
【モデルプレス=2022/12/19】日向坂46が17日~18日の2日間に渡り、東京・有明アリーナにて「ひなくり2022」ツアーファイナルを開催。18日公演では、2期生の宮田愛萌が卒業の挨拶を行った。<スピーチ全文>

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◆宮田愛萌“アザトカワイイ”キャラクターで躍進

宮田は、1998年4月28日生まれ、東京都出身。2017年にけやき坂46の2期生として加入した。趣味は読書と神社めぐりという文学的な一面を持ち、2018年には短編小説集「最低な出会い、最高の恋」に参加して小説家デビュー。また、バラエティ番組などでは“ぶりっ子キャラ”としても覚醒し、いつでも全力で“アザトカワイイ”を表現する姿はメンバーやファンからも定評がある。

2020年11月には、体調不良により休養することを発表。2021年3月に復帰を果たしたが、2022年7月には自身のブログにて「私の疾患は、すぐに治るものではありません」と自身の抱える疾患について言及しており、9月にグループからの卒業を発表した。

9月10日より開催された全国アリーナツアー「Happy Smile Tour 2022」は不参加となっていたが、本公演は18日のアンコール2曲目「JOYFUL LOVE」のみ参加。パフォーマンス前には、黒のシックなドレス姿で卒業の挨拶を行った。

◆宮田愛萌、メンバーへ感謝 卒業への本音明かす

本公演のスピーチでは、ライブ本編に参加できなかったことに対しての申し訳なさを明かしながらも「『ひなくり』の最後でこうしてご挨拶をできて、みんなの前に出れたってことはすごい嬉しい」と思いを吐露。時間がない中でドレスを用意してくれたスタッフや、ドレス姿を褒めてくれたメンバーへの感謝を口にし「そんな中でみんなにごめんねって言うのも、なんか違うのかなと思って。本当に応援してくれたみんなに、今日はいっぱいの感謝を伝えたいと思ってここに立ちました」と前向きな気持ちを伝えた。

また、加入からの約5年間を振り返る中で、1期生の卒業メンバーである井口眞緒や柿崎芽実の名を挙げる場面も。先輩や後輩、そして同期の支えのおかげでここに立てたと語り「辛くて本当に苦しくって、もっと早くに卒業しちゃえば良かったって思ったこととかも何回もあるんですよ。『何で私こんな辛い思いしてまでやってるんだろう』とか」と赤裸々な本音を明かした上で、この日の景色を見て「頑張ってきたことも良かったんじゃないかなと思っています」と笑顔を見せた。

以下、スピーチ全文。

◆宮田愛萌、卒業挨拶全文

この場がね、本当に久しぶりで。9月くらいに卒業発表をさせていただいて、今日までライブとかは体調の都合で出られないこととかが多くて。みんなに会えないな、残念だなと思って。最近久しぶりにミーグリでおひさまの皆さんとかメンバーとかにもたくさん会えて本当に嬉しかったんですけど。今日のこの「ひなくり」も、出たいなぁとはすごい思ってたんですよ。ミーグリで「ひなくり出るの?」とか聞かれても、ちょっと先のことってあんまりわからなかったりとか、言えなかったりとかで、「うーん、わかんない」ってずっと言い続けてて。だから申し訳ないなって気持ちとかもあって、本当に出たい気持ちはめちゃめちゃあったから、「出たいです」って言ってたんですけど、最後叶わなくって。

でも、「ひなくり」の最後でこうしてご挨拶をできて、みんなの前に出れたってことはすごい嬉しいなって思っていて。ちょっと発表がギリギリになっちゃってね、それは本当に皆さんごめんなさいっていう気持ちなんですけど。だから、結構私のこと普段ミーグリに来てくださるファンの方とかは意外と配信で見てくれている方も多いんじゃないかなと思うので、ちょいちょいカメラも見ながらお話させていただこうかなと思います。

今日ずっと「何言おうかな」って考えてて、これって卒業のご挨拶っていうことになってて。いつも応援してくれてるたっくさん、最初からずーっと応援してくださるファンの皆さまとかがいるのに、「卒業セレモニーとかができないアイドルでごめんね」って言おうと思ってたんですよ、申し訳ないなって、それはすごく思ってて。でも、こうしてここに立って、メンバーがね、すごい私がドレスを着たことをね、すっごく喜んでくれて。「綺麗だよ」っていっぱい言ってくれて。衣装さんがね、本当に時間がなかったんですよ、ドレスとかを用意するのもね。お店とかも色々見てくれて、その中で私が着たいやつが全然なくって。どうしようどうしようってなってる中で、こういう細かいアクセサリーとかをすっごいいっぱい一生懸命作ってくださったんですよ。こういう風に私がね「こういう袖がいい」って言ったからこういうのを見つけて色々やってくれて。すごいみんな本当に優しいなって思って。そんな中でみんなにごめんねって言うのも、なんか違うのかなと思って。本当に応援してくれたみんなに、今日はいっぱいの感謝を伝えたいなと思ってここに立ちました。

私、加入して大変なこともいっぱいあったなって。めっちゃ辛いこといっぱいあったんですよ。大学と両立とか全然できないって思って、すっごい辛かったんですけど、最初に本当にしんどいなって思ったときに、芽実さんとすごいぶりっ子で2人でやらせていただいたときに、何かのタイミングで、すごい長い撮影だったんですけど、芽実さんが「なんか疲れたね」って何気なく言ったんですよ。それが私なんか嬉しくて。そのときちょうど本当に両立とかで悩んでいたから、そういう風に声を掛けてもらって嬉しかったなとか。

あとは、本当にしんどいときに眞緒ちゃんがずっと私の面倒を見ててくれてたんですよ。眞緒ちゃんも大学行っていたから、「大変だよね」って言って、そういうのをたくさん話してくれて、話を聞いてくれて、一緒にご飯連れて行ってくれて。さっきすごいちょうど岸帆夏ちゃんと眞緒ちゃんの話をしてたんですけど、私そうやって他にも影ちゃんがすごい連絡をいっぱいくれたりとか、他にも、とし姉さん(加藤史帆)とかみーぱん(佐々木美玲)とかが、「卒業を円満に良い感じにみんなで笑顔で卒業できるといいね」とかって声を掛けてくれて、(佐々木)久美さんがすごい相談にのってくれて。他にも1期の先輩方とかが本当にたくさん可愛がってくれて。同期もすごいさっきもね、わぁ~って迎えてくれて。後輩たちは言わずもがな本当に可愛くって。後輩たちがいたから、私がちゃんと真っ直ぐ立とうって思えたなって。そうやって思わせてくれる存在がいたっていうのはすごい良い経験だったなって思いました。

何話してんだろう、途中からなんかわからなくなってしまったんですけど…(笑)、本当にメンバーには本当に感謝しているし。いつもミーグリに来てくれたりとか、来れなくても応援してるよってずっと思っていてくれた方とか、たくさんいて。正直ね、ちょっとね、辛くて本当に苦しくって、もっと早くに卒業しちゃえば良かったって思ったこととかも何回もあるんですよ。「何で私こんな辛い思いしてまでやってるんだろう」とか、めっちゃ思って。親友たちにすごい愚痴聞いてもらったりもしたんですよ、「辛い」って。

でも、こうやって頑張って。それでも絶対に勝ちたいって思って。何に勝つのかはわからないんですけど…「絶対に勝つ。絶対に負けない」って思って続けてきたからこそ会えた人たちがいるなと思って。こうしてみんなにも会えて。頑張ってきたことも良かったんじゃないかなと思っています。最後湿っぽくなるのがすごい嫌で、終わった後にいっぱい写真撮りたいから絶対泣かないぞって思って来たんですけど(笑)。だから、本当に明るい話で締めようって思っているんですけど。

みんなすごい今もさ、ペンライト赤とピンクにして。私、赤とピンクなんですよペンライト。それで振ってくれて、みんなありがとうね。配信のみんなも本当に見てくれてありがとう。みんなのこと本当に大好きで、大切で。たぶん一生忘れないし、みんなに何か私のかけらがちょっとでも残ったらいいなっていうのはすっごく思います。どうかね…残せたかね?

(会場から拍手)

え~!ありがとう!ありがとうね。本当に私、ちょっと引くほどみんなのこと好きなんですよ。ファンのみんなのことが本当に大好きで。最近の日常の中でミーグリが1番好きなんですよ、すっごい楽しくって。あとはレターを読むのもすっごい楽しくて。みんなの存在が私の頑張る意味になっていたと思います。

4期生もこれから加入してきて、3期も後輩もやってきて、ほかにも大好きな大好きな同期と先輩方がいて。日向坂はこうやって続いていくと思うんですけど、みんなのことちゃんと支えてあげてくださいね。

(会場から拍手)

ありがとう。本当に私はたぶん何があってもメンバーの味方でいるって思うし、絶対にメンバーがこれから「すごい楽しかった」って、「日向坂で良かった」って言って卒業していくようなグループになってくれれば良いなって本当に思っています。そのためにも、みんなの力が、本当におひさまみんなの力が必要だし、みんなが支えてくれればきっとね、もっともっと良いグループになっていくって信じているので、これからもみんなのことよろしくお願いします!

◆日向坂46「ひなくり」

日向坂46がデビューした2019年から始まった年末恒例のクリスマスライブ「ひなくり」。コロナ禍にあった2020年も、おひさま( =日向坂46ファン)と一緒にクリスマスの同じ時間を過ごしたいという思いから、無観客オンラインという形で開催された。今回は、9月に加入した新メンバー・4期生が初参加。グループにとって初の東京ドーム公演を行うなど飛躍の年となった2022年を、新たな仲間と共に締めくくった。

なお、1期生の影山優佳は耳の不調により両日の公演とも欠席となった。(modelpress編集部)

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