笑点、ガチ勝負はいつまで続く… | NewsCafe

笑点、ガチ勝負はいつまで続く…

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デスク「偉大なるマンネリ番組ともいえる『笑点』(日本テレビ系)があれこれ言われてるね」

記者「例えば、ビートたけし(70)は先月出たばかりの著書『テレビじゃ言えない』の中で、『笑点は何が面白いのかわからない…大喜利のネタは何人もいる放送作家が作っていて落語家はそれをしゃべってるのがほとんど…。視聴率が高いのはテレビをつけたまま気を失ってるジジイやババアが多いからじゃないか』などと…」

デスク「ハハハ、笑点の大喜利が台本どおりだっていう話は前もしたけど、ま、プロレスにも台本があるのと同じでみんなわかってて面白がってるわけじゃん」

記者「時には視聴率20%を超える優良番組ですが、さすがに大相撲の視聴者ともろにかぶるせいか、12日放送では、裏番組のNHK大相撲春場所初日が平均視聴率17・6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。そのあおりで『笑点』は前回の19・6%から5・5ポイントの大幅ダウン。確かに、ジジババ層が多く、相撲と視聴者がかぶります」

デスク「おいおい、お前も言葉が悪いぞ。ま、大相撲は横綱・稀勢の里(30)が日本出身横綱として14年ぶりの土俵だから、そりゃ高齢者じゃなくてもNHKを見るだろうよ。それはともかく、『笑点』のほうは他に話はないの?」

記者「大喜利が台本どおりで進行するんですが、その中でガチ勝負に挑んでいるのが…」

デスク「ああ、林家三平(46)だろ。今の大喜利は、視聴者がリモコン使っておもしろいと思う落語家に座布団あげたり、とったりできるシステムを導入してるけど、三平以外の出演者が万単位の座布団を獲得しているのに、対し三平だけが、ぜんぜん座布団を取れないって…」

記者「そう、三平は作家の台本を見ないで、その場で本来の即興で応じているから面白くないと言われています」

デスク「う~ん…そうなのかねぇ」

記者「たけしは、以前『笑点』の新司会者に取りざたされたときに『台本をなくす改革をする』と言ったことがありますが、三平はそれを1人でやっているわけで…」

デスク「そういう存在も制作サイドが認めてるわけだろ」

記者「みんながみんな、分かり切ったネタを話していては面白くない」

デスク「三平は逆転満塁ホームランを打つかも…っていう期待を持たされているってか」

記者「そこまで言えるかどうか」

デスク「ただ、視聴者が求めているのはやっぱりマンネリなんだよ。その意味では改革は不要」

記者「つまり、ガチ勝負は三平だけでいい、と?」

デスク「たけしも、本気で笑点批判なんてしてないよ。もし司会がたけしになって改革したら、元に戻せっていう大合唱になるに違いないもん」

記者「納得です…」
《NewsCafeゲイノウ》
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