香川照之、宿敵と和解? | NewsCafe

香川照之、宿敵と和解?

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俳優、香川照之(51)の噂が聞こえてきた。
 「香川の息子である歌舞伎俳優、市川團子(13)が出演する公演について、ちょっとザワついていますね」とは演劇ライター。

 香川は2011年から歌舞伎俳優・市川中車の名で活躍中。そして息子の團子も、今後の歌舞伎界を担う存在として着実に実績を積みつつある。

 「團子は今月14日に『歌舞伎座ギャラリー演奏会』に出演するんですが、囃子方の田中傳左衛門(40)の名前が並んでいるんです。香川親子が襲名した時に、團子を駄馬呼ばわりして注目を浴びた人物なので、ちょっと驚きました」

 香川は実父である市川猿翁(77=当時の三代目市川猿之助)とは長年、絶縁状態だったのが、猿翁が病に倒れたことを機に歌舞伎界に進出。さすがに四代目市川猿之助を名乗ることは許されなかったのか、当時の二代目市川亀治郎(41)が四代目猿之助を襲名。香川親子はそれぞれに中車、團子を襲名する結果となった。

 「異例というか、かなりの特例パターンだったので賛否両論。そんな中で、傳左衛門はブログで、『世襲は環境。血統が有ってもちゃんと鍛えられなければ只の駄馬』とバッサリでした」
 実名こそ出してはいなかったが、文章の脈絡からすると明らかに香川親子を指した意見だと受け取られて騒ぎに…。

 結局、当のブログは削除されるに至った。
 「削除しても駄馬事件として記憶に残ってます。今回の共演は、ある種の和解演出でしょう。いつまでも共演しないわけにもいかないですしね。歌舞伎界は重鎮が次々に亡くなり、中堅は何より若手の育成も重要な段階。團子は稽古も熱心で評判がいいので、いずれの猿之助襲名も夢ではないと思います」(先のライター)

 香川は私生活では離婚が明らかになったが、團子は公私ともどもの逆境をはねのけ、この先の歌舞伎界を支えてほしいものである。
《NewsCafeゲイノウ》
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