フジ凋落象徴「3姉妹」…1月ドラマ雑感(下) | NewsCafe

フジ凋落象徴「3姉妹」…1月ドラマ雑感(下)

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デスク「さて、民放のゴールデン・プライムタイムの1月クールの新作連ドラの初回視聴率。今日は残る1ケタスタートのドラマについてだけど…」

記者「予想どおり、凋落のフジテレビ作品ばかりですが、残念ながら、松たか子(39)主演『カルテット』(TBS系)が惜しくも9・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)でした」

デスク「『ドラマのTBS』のはずが…(笑)。坂元裕二(49)の脚本は暗いか明るいか、その共存かの独特の世界観だから好き嫌いがハッキリと分かれる」

記者「自分的には明るさとか暗さとかより、早口がちなセリフの咀嚼に時間がかかります」

デスク「今回も独特だね。『夫さん』とかいう言い方には噴いたけど、『人生には3つの坂がある。上り坂・下り坂・まさか』のセリフには唸ったね」

記者「カルテットということで、共演が高橋一生(36)、満島ひかり(31)、松田龍平(33)ですが、松の年齢差と劣化ぶりも話題になっていました」

デスク「それ、劣化じゃなくて年相応だよ。逆に変にイジってないってことだから、松は立派だと思う。最近はオイラでさえ、なんとなくイジった女優が分かるようになったよ」

記者「え? 例えば?」

デスク「前クールドラマで、タワーマンションの住人を隠しカメラで監視してた役のMさん? 法令線を消すためにほっぺが妙にぷりっとしてる人は、だいたいそうらしい」

記者「そっすか。以後、観察してみます。で、残る初回視聴率ワースト3はフジテレビ独占(苦笑)。西内まりや(23)主演『突然ですが、明日結婚します』で8・5%、香里奈(32)主演『嫌われる勇気』で8・1%、小雪(39)主演『大貧乏』で7・7%でした」

デスク「う~ん、その主演女優3人がフジ凋落象徴の3姉妹ってか…。で、順番から言うと『突然-』か。これ、悪くなかったよ。画質感が映画チックっていうか、月9ドラマ観察っていう悪意の先入観を途中から忘れて真剣に見ちゃった」

記者「結婚して専業主婦になりたいOLと、結婚したくないアナウンサーのラブコメディーです」

デスク「何かとゴリ押し扱いの西内が意外に落ち着いてていい感じ。初回からプールに落ちてずぶ濡れになったり、雨に打たれたりで水責めにされてた(笑)」

記者「フジの月9ドラマの初回はだいたい、全国紙の試写欄で取り上げられるはずが、撮影が押しすぎて試写用のビデオさえ間に合わなかったらしいです」

デスク「そういえば初回当日は解説さえ載ってない新聞もあったな。ところで、西内の相手役の男性って誰? 恥ずかしながら知らない…」

記者「人気バンド、flumpoolのボーカル・山村隆太(32)です。本作で役者デビューです」

デスク「あぁ…。って、ごめん、知らない。それもあって『この人、誰?』的に引き込まれたのかも。基本的にミュージシャンは演技がうまいから目のつけ所は賛成。ただ、声がすごくいいんだけど、どっかで聞いたことある声だなって目をつぶって聞いてたら、思い浮かんだのが元SMAPの草なぎ剛(42)だった」

記者「え?次回からそんな先入観で見ちゃうからやめてくださいよ」

デスク「すまん。して、『嫌われる勇気』は話題のアドラーなんとかに便乗してるらしいけど、連携感とか必要性を感じないのは気のせいか?」

記者「いえ、デスクの変態性を別にしても、疑問は否めません。第2話は6・4%にガタ落ちでした」

デスク「一応、見るけどさ。お股おっぴろげ写真スクープ以来、干されてた香里奈を登用したフジテレビには御礼を言いたい」

記者「ドンじりの『大貧乏』の話もお忘れなく(笑)」

デスク「いや、これは1月クールドラマで率先して放送開始した立派な作品よ。視聴率では第2・3話で4%台にガタ落ちしたけど、ラブコメディーの裏で企業不正を暴くスリリングさもあって、面白い」

記者「はい。ではまた最終回視聴率が出た時に…」
《NewsCafeゲイノウ》
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