揺れる帝国、ジャニーさんの真意は… | NewsCafe

揺れる帝国、ジャニーさんの真意は…

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ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(85)が、SMAP解散後に初めてコメントを発した。
 スポーツ紙デスクに聞く。

 「取材といっても正式なインタビューではなく、いわゆる囲みコメント。ジャニーさんが演出する舞台では恒例で、会見後にスポーツ紙等、お抱えの記者陣の質問に答えたものです」

 ジャニー社長はコメント取材はOKだが、写真撮影がNGのため、個別インタビュー記事が出ることはほぼない。

 今回はタッキー&翼の滝沢秀明(34)の4月からの主演舞台告知の席で、SMAPについて語った。
 「コメント内容は各媒体の既報通りで、今となっては退所・独立などメンバーの今後についてがポイントで、『それぞれの気持ちに任せる』とのこと。個人的にはいくつか気になった点があります」

 まずは昨年1月にSMAPの分裂騒動話が勃発後、「命がけで守る」とコメントしたものの、結局は解散決定。「その時点ですべてウソなく話している。(解散原因などの詳報について)正直なところ何も知らない」とのことだ。

 「時と場合によってコメントのニュアンスが違ってしまうことをジャニーさんは詫びてましたが、そこが気になった点のひとつ。SMAPが事務所に解散させられたのか、あるいはメンバー本人たちが解散したかったのか。やはり具体的な説明のないままでしたが、メンバーの選択だったことを印象付けました」

 解散の直接の理由はいまだに明かされていないため、不仲説がまかり通っている状態だ。 「『何も知らない』とのコメントは情けなく聞こえますが、裏を返せば、原因を知ってるからこそかばっている可能性も。ひとつ再確認したのは、ジャニー社長はSMAPの名付け親ですし、解散をファン同様に『哀しい』と言ったのは本心でしょう」

 確かにそうだ…。
 「それでも、ジャニーさんにはもう牽引力がなくなりましたね」
 仮にジャニー社長が「解散は許さない!」などと一喝したとして、昔であれば従っていただろうが、今は牽引力が低下したということか?

 「『解散しても彼らを応援してやってください。僕は永遠にバックアップしていく』とは言ったものの、もはや理想論。メンバーの移籍の噂について『出ていくことを前提に話はしていないと思う。そんなヤボっちぃタレントじゃないと思う』と言ったのは、楽観的希望論。経営者の高齢化という現実をタレント自身が一番、感じているのでしょう」

 退所を含め、メンバーの今後については「それぞれの気持ちに任せます」と、弱気な一面も。実は入院していたことにも自ら触れていた。

 「『忙しくしていないと身がもたない』ともコメントしていましたが、仕事をしてないと体より精神的にやってられないんでしょう」(先のデスク)

 SMAPメンバーの契約更新月という9月が注目だが、一時代を築いた天下のジャニーズ事務所自体に今年、「不測の出来事」があるかも!?
《NewsCafeゲイノウ》
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