役者・木村拓哉の不安 | NewsCafe

役者・木村拓哉の不安

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SMAP解散まで2カ月足らずになった。すでにメンバーは個々の活動を活発化しているなか、1人静かに新たな旅立ちを待っている木村拓哉(43)が年明けに動き出す。

かつて「GOOD LUCK」で37.6%という驚異の視聴率を出したTBSドラマに主演する。今回はドラマ界のトレンディーとなっている医療物。木村は初めて白衣をきた医師役を演じる。TBS関係者によれば「解散して初めてのドラマ。誰もがどれだけ視聴率を取るかが注目の的。難航していた共演者も竹内結子や松山ケンイチと言った主役級の人をキャンスティング。高視聴率を狙っています」という。

まさに数字を落とせないドラマだが、一抹の不安はぬぐえない。これまでの検察官でもサラリーマン役でも、正義感の強いヒーローを演じてきた木村。今回もおよそどんな医師になるか、容易に想像できてしまう。「木村拓哉がキムタクを演じているだけ」と言われる所以でもある。

「その点、後輩の“V6"の岡田准一は完全に役になり切りきれる。役者としての評価も岡田のほうがはるかに上です」(テレビ関係者)先輩としての意地を木村は見せなければならない。木村のドラマは「ファンのためにある」とも言われているが、その頼りのファンにも新たな不安が囁かれている。

解散騒動で1人、ジャニーズ事務所に残留を決め、「裏切り者」と呼ばれた木村。世間のバッシングに妻の工藤静香が立ち上がった。写真誌で「なぜ夫が裏切り者呼ばわりされなきゃならないの」と猛反撃したのだ。夫を庇う妻の気持ちが反論となったのだろうが、ジャニーズの既婚者の家族は原則、「夫や家族の話をしない」が暗黙のルール。

工藤もこれまではどんな場面でも木村の話をすることはなかったばかりか、解散発表当時、「家で仕事の話はしない」とまで言っていた。それが初めて夫のことに触れる異例の発言。ファンも動揺を隠さない。ファンの一人は、「ファンはキムタクに妻はいないものとして応援している。

妻が出てきてもキムタクの話をしないからキムタクを応援してきたのに~」という。そう、ファン離れが懸念されている。ドラマに続いて時代劇映画も公開される。役者・木村拓哉の今後を占う年になる。
[芸能ジャーナリスト・二田一比古]
《NewsCafeゲイノウ》
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