記者「初回で12.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、12日放送の第2話も11.2%と好視聴率をキープしています」
デスク「オイラも見てるけど、石原さとみ(29)演じるヒロインのキャラがなかなか面白い」
記者「ファッション雑誌の編集者にあこがれ、やっと入った大手出版社で校閲部に回される役柄ですよね」
デスク「同じお仕事系ドラマでも、漫画編集者をテーマに今春放送された『重版出来!(じゅうはんしゅったい)』(TBS系)は視聴率的にパッとしなかったな」
記者「主演が黒木華=はる=(26)と地味だったのが影響してか、全10話平均視聴率は8.0%。1度も2ケタに届きませんでした」
デスク「石原が演じるヒロインのキャラが立ってるのが効いてるよね。ファッションやトレンドに関する知識が豊富で発想力も豊か」
記者「校閲という地味でじとーっとした世界の逆を行くキャラですもんね」
デスク「発売中の週刊新潮が『ここが変だよ! 石原さとみ主演の校閲ガールを校閲せよ』なんてネタにしてたけど、確かに校閲者が小説の舞台に足を運んだり、作家と直接対面するなんてことは実際にはない。でも、ドラマそのものはホメてたぞ」
記者「ええっと…デスクは石原のこと批判してませんでしたっけ?」
デスク「おお、夏のヒット映画『シン・ゴジラ』では彼女の芝居が映画の足を引っ張ったって、確かに言ったよね」
記者「主人公に向き合うキャラとしては合わない、と…」
デスク「その考えに変わりないけど、今回のドラマでは石原の芝居はぴったりはまってるよ」
記者「じゃ、演技力を認めるってわけですね」
デスク「役者は与えられた中で最大限の力を発揮できるかどうかだけど、彼女にとってはいい役もらったと思うね」
記者「この前、石原が番宣を兼ねて出演した日テレの番組で『看護師になるための勉強をしてる…芸能界を干されたりしたら…』などと発言したのに、現役の看護師が反発する声を上げたとか」
デスク「女優やりながら勉強できるほど甘い世界じゃないってか」
記者「石原も口が滑ってしまった感じですね」
デスク「それはリップサービスが過ぎた感じだけど、結構正直な子なんだろうな」
記者「その石原も今年12月には30歳。女優としてはターニングポイントになりますが、今回の当たり役で一皮むけますかね」
デスク「我々も言葉を扱うプロとして、今回のドラマで勉強させてもらうよ」
記者「?? 謙虚な時もあるんですね」
デスク「ヘヘヘ…」
《NewsCafeゲイノウ》
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