一寸法師・前野朋哉を悩ませる苦情 | NewsCafe

一寸法師・前野朋哉を悩ませる苦情

芸能 ニュース
 KDDI「au」のCM「三太郎シリーズ」で一寸法師を演じている俳優、前野朋哉(30)がいわれのないバッシングを受けているという。
 「なぜあんな無名のブサイク男を使うのか?」とKDDIへ苦情を言う若者がたくさんいるというのだ。

 「このCMは松田翔太(30)、桐谷健太(36)濱田岳(28)といった若手の実力派俳優がそれぞれ桃太郎、浦島太郎、金太郎を演じて話題になりました。彼らに対して鬼役の菅田将暉(23)、かぐや姫・有村架純(23)、乙姫・菜々緒(27)などが笑える掛け合いで話題を独占するCMになっているんです」(女性誌記者)

 確かにこのCMは最高に笑える。
 「日本人なら誰もが知っている昔話が題材なので、好感度が高くなるとの読みが大当たりしました。従来まではお父さんが犬であるソフトバンクの『白戸家』がCM好感度調査(CM総合研究所調べ)で常に1位だったんです。auは長い間勝てませんでしたが、去年からは『三太郎シリーズ』がついにトップに躍り出たわけです」

 で、前野が嫌われた理由とは?
 「かわいそうですが、最も多い苦情は『他の俳優はイケメンなのになぜあんなブサイクな無名俳優を使うんだ』『一寸法師は美少年のイメージなのにガッカリ』といった思い込みによる苦情です」

 それって、ひどすぎない?
 「まったくです。芸能界はイケメンだけで成り立ちものではありません。それに前野は俳優としてかなり評価されているんですよ。ドラマ『重版出来!』(TBS系)、連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK)や映画『桐島、部活やめるってよ』など、脇役でもキラリと光る演技で生き残ってきました」

 光っていたからこそ、人気CMのキャラになれたのに…。
 「前野は性格もすごくいいので、今回の苦情を知ったテレビマンたちは『俺たちが誰にも文句を言わせないようなビックな俳優に育てよう』と意気込んでいます」(先の記者)
 内面より見栄えのよさが人間には一番大事みたいな風潮が日本に広まっているとしたら怖い…。
《NewsCafeゲイノウ》
page top