記者「先日公開された映画『ギャラクシー街道』の評判が悪いみたいですね」
デスク「そう? 封切り第1週には、『図書館戦争 THE LAST MISSION 』を抑えて、トップの興行成績だったんじゃね?」
記者「それは、公開スクリーン数も多く、大量宣伝が効いたからで、見た人から『期待はずれ』とか『最低最悪』だっていう声ばかりですよ」
デスク「オイラ、見てないから何とも言えないんだけど、三谷幸喜(54)の脚本・監督作品だから、注目はされてたよな」
記者「某ウェブサイトのレビューでも★5段階で2ですから、映画ファンの評価も低いんですよ」
デスク「何が悪いの?」
記者「すべては三谷のつまらない脚本や演出ですよ。香取慎吾(38)、綾瀬はるか(30)、小栗旬(32)、山本耕史(39)、遠藤憲一(54)、大竹しのぶ(58)、西田敏行(67)など、人気者と演技達者をそろえながら、ストーリーがばかばかしく、途中から映画館を抜け出したくなるレベルなんです」
デスク「予告編でしか見てないけど、60年代にアメリカで大ヒットしたSFテレビドラマ『スター・トレック』のパロディーみたいな宇宙ものだよね…」
記者「登場人物全員が宇宙人で、宇宙のハンバーガーショップで起こるドタバタ劇を描いていますが、そのパロディーが、映画館に足を運ぶ若い世代には古すぎて意味がわからない…」
デスク「そりゃ、ヒットは無理だな」
記者「しかも下ネタも頻繁に出てくるので、家族で映画館に足を運んだ場合、かなり気まずい雰囲気になります。こんなくだらない映画が世の中に存在したこと自体が驚きです」
デスク「舞台、テレビ、映画…とヒットメーカーとしての三谷の評価にも傷がついたってか」
記者「この映画のせいで、脚本家としての評価は急降下したはずです。もちろん主演の香取、ヒロインの綾瀬もとばっちりを受けて、イメージダウンは確実でしょう」
デスク「でも、三谷は来年のNHK大河『真田丸』の脚本も担当してるぞ」
記者「それへの不安も高まっています。こんなにつまらない映画を作るんですから、大河の脚本だってきっとスランプに陥る。実はNHKも今回の映画が公開になったとき、幹部らも揃って作品を鑑賞しましたが、額から脂汗を垂らしながら映画館から出てきたそうです」
デスク「でもさ…、三谷ってわざとそんなことする人だからね。周りが勝手に期待して大作にしてしまったことが読みが甘かったと思うね」
記者「ただ、NHKはここ最近の大河ドラマの人気凋落の歯止めとして、三谷と人気俳優・堺雅人(42)のコンビで流れを変えようとしていたところ。それがあの映画では、先行きを不安する声が高まりそうです」
デスク「それも、三谷があえて大河でコケてNHKつぶしを狙ってるとか…」
記者「逆に、怖いもの見たさで『真田丸』への注目が上がったりするとしたら、相当な戦略家なのかもしれません」
デスク「そうであることを祈っておくよ」
《NewsCafeゲイノウ》
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