迷走フジテレビ、今度はタレントも離れる? | NewsCafe

迷走フジテレビ、今度はタレントも離れる?

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凋落に歯止めがきかないフジテレビ。視聴率の急降下、スポンサー離れ、大々的な人事異動による現場の志気・能力低下と、ふんだりけったりの状態が今も続いている。
「秋の改編の結果によっては、冬の時代どころか氷河期を迎えるかもしれません」とはフジテレビウオッチャー。
迫る秋の改編では、日曜のゴールデンタイムに3時間の単発企画を打ち出すのが目玉と聞く。
「そのあおりで終了したのが、ビートたけし(68)が審査員委員長を務める『オモクリ監督』です」
芸人が監督となってお題に沿った映像ネタを披露する番組で、深夜枠からゴールデン進出にあたり、たけしが審査委員長となったが、1年もたたないうちの終了となってしまった。
「視聴率はパッとしませんでしたが、前身番組から多くの固定ファンを持ち、芸人にとっても才能を披露する好企画でした。最終回でたけしが、会う人ごとに『オモクリ監督』の話になるので、評判がいいかと思いきや打ち切りで、『どうなっちゃってんの?』とストレートに嫌味を言っていました」
そりゃ、世界のキタノの嘆きも分かる…。
「たけしだけでなく、同じ気持ちのタレントや視聴者も多かったのに、パッとしない視聴率を我慢できる余裕が今のフジになかったのでしょう」
振り返ればフジの迷走・凋落は2011年、俳優の高岡奏輔(33)が韓流推しに苦言を呈したことをきっかけに、番組スポンサー商品の不買運動やデモにまで発展した。
「きっかけをプラスに転換できなかったのはフジの失策。亀山千広社長(59)が長寿番組『笑っていいとも』を打ち切ったり、無理やりの人事異動で現場の人材の質が低下したりで、今更の試行錯誤が自業自得の結果を招いた。このままではタレントサイドもフジへの出演を優先しなくなりますよ」
生中継禁止規定のある記者会見を生放送したり、リポーターの陳腐な言動やスタッフのご都合主義の演出が冷笑されたり、一般市民へのインタビューでの強引な取材やロケ先での横柄なスタッフの態度がヒンシュクを買ったり、報道番組でインタビューコメントを歪曲したり、有名タレントの2世がコネ入社したり…と不評は枚挙にいとまがない。
「局アナでさえ、『番組内容というより局のイメージで(視聴者が)チャンネルを合わせない』『チャレンジがすべて見向きもされない』『積極的に嫌われている』『一気に挽回は無理』などと公言する始末。唯一の救いは、毎年150億円を超える売り上げを計上する夏恒例のイベント『お台場夢大陸』。それも今年は開催時間を延長したり、入場料を値上げしたりと、ここでも迷走していました(苦笑)」(先のウオッチャー)
秋の改編では視聴者が見たい番組、タレントが出たい番組が作れればいいのだが…それは無理?!
《NewsCafe》
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