夏の訪れと共に、まさしくすっかり聞かなくなったのが、お笑いコンビ・クマムシの「あったかいんだからぁ」のあの耳に残るフレーズ。
これを歌詞に使った曲「あったかいんだからぁ♪」が今年2月に発売されると、CD出荷枚数は10万枚を超え、オリコンチャートではトップ10入り。インターネット配信の総ダウンロード数は45万件で、配信大手のレコチョクが8日に発表した上半期ランキングでは、新人部門で1位、総合部門で2位となった。
「お笑い芸人というより、人気アーティストの仲間入りをしたといえます」とは夕刊紙デスク。
新しい動きがあるとか?
「6月末、『夏の3部作』と銘打ち、3カ月連続で楽曲を配信リリースします」
そりゃ、強気だ。
「『湘南』をテーマに制作された『なんだしっ!』『シャンプー』『could you tell me』…の3曲で、MVには同じ事務所の芸人たちが登場し、ドラマ仕立てのなかなか豪華な作りになっています」
お笑い芸人としては異例だね。
「ご指摘のとおりです。所属のワタナベエンターテインメントにとってうれしい誤算といったところ。月1回開催している事務所主催のお笑いライブに出ていますが、どういう形であれ売れたらいいわけですからね。また、お笑い方面には、『R-1ぐらんぷり2015』でファイナリスト入りした厚切りジェソン(29)など、ネタで受けている芸人も増えましたから、クマムシたちを無理にお笑いに引き止めておかなくてもよいと考えているのではないでしょうか」
そんなクマムシの2人の心境は?
「地元の友人たちには、『もともと俺たちはミュージシャンだから。手っ取り早く売れるにはお笑い芸人がいいと思ったから芸人をやってみただけ。早く辞めたかった。ネタ考えるのつらいしなー』と言っているそうです」
関係者が聞いたらどう思うかな…。
「この発言を本音と取るか、ゴーマンと取るかは評価は別れるところでしょうが、次の『歌』の売れ方によってはまたお笑いで苦労しないといけないんじゃないですか」(先のデスク)
8月18日に渋谷公会堂で「ピスタチオ」「バンビーノ」「8.6秒バズーカー」と、事務所の垣根を越えてお笑いライブをやるというクマムシ。自分たちだけはアーティスト枠だと思っていたりする?!
《NewsCafe》
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