4月15日、夫で俳優の愛川欽也(享年80)を肺がんで亡くしたタレント、うつみ宮土理(71)が先日、夫婦の私財を投じて2009年に建設したキンケロシアター(東京・中目黒)で会見を開いた。
「ところが、うつみは終始報道陣に喧嘩を売っていたので驚きました」いうのは現場を取材した芸能リポーター。
確かに、その会見はテレビでも放送されたが、うつみが記者の質問に食ってかかるような場面もあった。
「集まった報道陣は100人近くいて、民放だけでなく、NHKのカメラまであり、民放のベテランリポーターが勢揃いしていました」
それだけの大物だったってことだろうけど…。
「ここでうつみが、ずっと自宅療養していたと語ったため、女性リポーターが最期の様子を聞くと『そういうことは言えますか? 悲しすぎて、そんな質問は酷です』と突然、目の色を変えて怒り出したんです」
そうそう、見ていた視聴者の多くも驚いた。
「さらに亡くなった後の心境について、女性リポーターが『どうでしたか?』と聞くと『どうでしたかって、亡くなってるんですよ! そういう質問ができるって、幸せな方ですね』と声を荒らげ、完全に喧嘩腰でした」
いったい、なぜそんなに怒る必要があったんだろう?
「うつみは愛川が前妻と離婚した翌日に再婚していて、当時は『略奪婚』と批判されました。だから、『前妻を不幸にして結婚したことに罪の意識はないですか?』と露骨な質問が来ることを予想し、怒って見せることでバリアを張ったんでしょう」
なるほど…。で、うつみと愛川は本当に仲がよかったのかな?
「結婚3年目くらいから仮面夫婦を演じていたようです。愛川は度重なる浮気問題でうつみを悩ませ続けていましたからね。相手から奪って幸せになったうつみが、今度は奪われる立場になり、精神がおかしくなる寸前まで落ち込みました」
愛川はそんなに浮気性だったんだ?
「そうです。2003年には『フライデー』(講談社)に23歳年下のマネージャーと男女の仲になり、07年には『フラッシュ』(光文社)にキンキン塾所属の44歳年下女優との不倫が報じられています。このときもうつみは平然と『72歳にしてかっこいいじゃん』とマスコミ向けにコメントしましたが、実際には鬼の形相で愛川を叱ったそうです」
ってことは、うつみは本音と建て前を使い分けていたんだ?
「おそらく、前妻への競争心も関わっていたはずです。不幸になったら悔しいから、幸せなふりをしていただけでしょう。入院させなかったのも、前妻や子どもたちが見舞いに来るのを警戒していたからだと思います」(先のリポーター)
今回の「怒り劇」は、すべて略奪婚の後ろめたさが根底にあったか…。
《NewsCafe》
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