昨年、デビュー20周年を迎えたお笑いコンビ・タカアンドトシ。
売れっ子だけに、この4月からも新番組「世にも不思議なランキング なんで? なんで? なんで?」(TBS系)が始まり、相変わらず多忙を極めている。
そんな2人のコンビ事情が聞こえてきた。女性誌デスクが解説する。
「現在、レギュラー番組だけでも10本あって、特番時期には当然司会の仕事も多数ありますが、2人がピンで出てる番組はほとんどありません。あれだけ名前が売れれば、単独で活動してもおかしくないのですが、この2人に関しては今後も一切ないそうです」
普通はコンビって仲が悪かったりして、それぞれ人気が出てくればピンの仕事は自然の流れになるケースがほとんどだけど…。
「2人の場合は、トシ(38)がマネジャーに『絶対、ピンの仕事は取ってくるなよ。自分は受けないからな』と釘を刺しているそうです。仕事依頼は結構あるんですが…」
へぇ~。その理由は気になるけど、そもそもタカ(39)とトシ、どっちがピンのオファーが多いんだろう?
「トシが8、タカが2くらいの割合ですね。やはり、仕切りのうまさではトシがタカを上回っています。トシのほうが機転が利くし、会話も洗練させていますよ。実際に2人のやり取りを見ているとわかりますが、タカはたまに面白いことを言って大ヒットを飛ばしますが、自分が期待した反応が返ってこないと混乱して、ボロボロの状態になるんです」
確かに言えている。
「実を言うと、タカは極度の人見知りなんです。ディレクターとの打ち合わせでは、初対面だと一言も話せないし、目も合わせられない。だから、常にトシがメモを取りながら応対する。要するにトシが妻役でタカは『風呂、飯、寝る』しか言わない昭和初期のオヤジみたいなもの」
そんなとき、たいていのコンビは足手まといな相方を捨ててピンになるでしょう?
「ところが、トシはまったく違う。自分たちが下積みからはい上がって今の地位を築いたのは、タカのボケがあったからこそ、と感謝しています。先日も事務所の上層部にかけ合って『コンビでここまで来たんだから、これからも2人でやらせてください』とトシがピンで仕切る司会の依頼を断ったそうです」
苦楽を共にしただけあって、熱い友情で結ばれているってこと?
「というより、タカは精神的に非常に弱く、今まで何度もうつ病になる寸前まで落ち込んでいます。だからこそ、トシはそばにいてタカを守りたいと思っているのでしょう」(先のデスク)
タカのトレードマークはライオンだが、実際には子ネコのように弱かった?
《NewsCafe》
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