テレビ・ラジオを含め、レギュラー9本。CMなども合わせると推定年収5億円超と言われる超売れっ子タレントでコラムニストのマツコ・デラックス(42)。
「その影響力はすさまじく、バラエティー番組『マツコの知らない世界』(TBS系)で紹介した商品は視聴者が殺到し、売り切れ店が続出することもあるほど…」というのは女性誌ライター。
「マツコといえば毒舌で有名ですが、『マツコさんなら叱られたい』というファンも多く、現場でも時折見せる優しさにほだされるスタッフも多いんです」
なるほどね…。
「本番ではガンガン世間で気に入らないことや人物を罵倒しますが、カメラが回らないところでは下っ端のADに対しても、細やかな気遣いを見せています。一方で、気に入らないタレントや上層部には自分を曲げない。自身が同性愛者として生きづらさを感じるなど苦労をしてきたからこそ、人の気持ちを思いやれるのでしょう」
それがマツコの魅力だよね。
「さらに、あれだけの売れっ子なのに、出演料はスタジオ収録で1本約60万円。下手したらひな壇の芸人と一緒です。しかし、ロケ物だと、あの巨体ですから膝に負担が来てしまうとのことで、1本100万円なら…と言っていたのが、4月の改編期を前にオファーが多数来たとか。ということで、歩く際に膝に少しでも負担がかからないよう、必死にダイエットをして20キロヤセたらしいですよ。まあ、あまり変わっていないのですが…」
「でもね…」とこのライターが声を潜めて言う。
「本人の評判がいいだけに、最近その取り巻きのやり方に不満が高まっています」
何があった?
「テレビ以外の雑誌や新聞の仕事のオファーには、事務所側も本人も、ホントに横柄な態度を取るんです。確かにギャラは、下手したらテレビの数十分の一ですからね。『こんな安い仕事、やってられないの!』とホントにスバリと言います。テレビの時みたいにフォローはありません。受けてもらえるだけありがたいほうで、企画書を送っても返事すらないこともあります」
普通、タレントは活字媒体の仕事は"宣伝"と割り切って安いギャラでも応じるものだ。
「確かにギャラが安いのは言われる通りなので、仕方ないですが、事務所サイドももう少し別の言い方があるべきでしょう」
活字媒体を敵に回すのは賢いとは言えないね。
「マツコの事務所には他に、くりぃむしちゅーらが所属しています。新興勢力として最も勢いのある事務所といえますが、所属している売れないタレントの売り込みというか、押し付けがひどいんです。おまけにそのタレントが、全く使えない。使ったところでマツコもくりぃむも出演させてくれるわけではないので、"困ったものだ"というのがもうひとつのマツコを巡る評判です」(先のライター)
この不評のツケ、いずれ本人にも及んできそうだ。
《NewsCafe》
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