懐かしい「高校時代の教科書」…どうしてる? | NewsCafe

懐かしい「高校時代の教科書」…どうしてる?

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先日、文具メーカー大手の三菱鉛筆が、シャープペンシルの替え芯「ユニ ナノダイヤ 教科書対応芯」(税別200円)を発売し、各所で話題を呼んでいた。
現在使われている教科書の多くはカラー印刷であり、インクの乗りや着色効果を考えて塗工紙が使われている。そのためページ表面はつるつる、シャープペンシルでの書き込みがしづらいのは、誰しも体験から知ってのとおりだろう。しかし、この替え芯なら「教科書にも濃くはっきり書ける!」というわけだ。落書き…いやいや、重要事項の書き込みも捗るというもの。デジタル教科書への移行も取り沙汰されるなかで、なんとも微笑ましい進化だ。
NewsCafeのアリナシコーナーでも「高校の教科書をまだ持っている?」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…23.3%】
■今読むと面白い。高校もだけど中学の家庭科とかも使えるし実用書。
■小学校からあります。思い出もあり捨てられない。
■参考書やノートは捨てても教科書だけはちゃんと保存してまっせ。
■日本史教科書、歴史が好き。タイムワープしたら役に立つかも(笑)。
■工業高校の原動機、中学校の技術・家庭だけは、未だに持っている。
■専門教科の物だけですが。
■自分のと、好きだった先輩のがある(笑)。もう処分したい。
■実家の押し入れのダンボールの中(笑)。
■看護科卒なのでまだ役立つ気が…高い教材で捨てるのが惜しい。
■特に"地図帳"は捨てられない。今も時々見ている。

【ナシ…76.7%】
■覚えてないが多分すぐ捨てたと思うよ。
■お袋にアッサリ捨てられました。本当は取っておきたかった!
■どうせ見ないでしょ。
■歴史は違ってくるし、英語は表現が古臭いし持ってても…。
■自分のは捨てられてます。子供のは、とってあります。
■辞書とジャージはまだ使っているけど。
■チリ紙に化けました。必要ないしね。
■まだ高校行っていません(汗)。
■ずっと取っておいたけど数年前に処分した。なくても困らない。
■卒業後すぐ捨てた。その後、困った事は一度もない。

結果は【ナシ派】8割近くと圧倒的。確かにこの情報化時代、調べ物の不自由は格段に減った。紙の教科書などノスタルジーにかられるだけの代物なのかもしれないが…少々寂しい数字である。ただ【ナシ派】のなかにも「親に勝手に捨てられた」「阪神大震災でみんななくなりました」「火事で焼けちゃった。小中学校の教科書を見たいな」…など、本意ではないが手元にないという声は多かった。
また、一方の【アリ派】には「当時落ちこぼれだったので…少しずつ勉強し直してる」「ある検定のテキストになってたので必要になり買い直した」というコメントも寄せられている。人間は一生勉強…"紙の教科書の良さ"を思わせてくれるテーマであった。

[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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