小栗笑い、剛力泣いた…アニメ実写化の苦難 | NewsCafe

小栗笑い、剛力泣いた…アニメ実写化の苦難

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現在公開中の実写版映画「ルパン三世」が先日、興行収入20億円を超え、最終的には同30億円も視野に入っているという。
「制作費が13億円以上かかっているので、まだまだ大成功とは言い難い。しかし、前評判が悪かった割りにはそこそこ客は入ったといえるでしょう」というのは映画ライター。
今回のルパンの場合、主演の小栗旬(31)がどうにもアニメのイメージには遠く、アニメファンの前評判は確かによくなかった。
「小栗も本当は気が重くてやりたくなかった、と最近本音を語っています。しかし、アニメの実写版を演じる俳優は気苦労が多いのは当然です」とこのライターは続ける。
どういうことか…?
「俳優は興行成績より、批判に強いストレスを感じてしまうんです。やはり、実写化されるアニメは長い間支持されてきた人気作品が多く、相当なプレッシャーを受けるんです」
小栗が言うことも当然だね…。
「しかも、熱烈なファンから罵倒されるのは当たり前。アニメファンは、誰が演じても必ず難癖をつける。容姿をどんなに似せても、声がアニメと違うだけで、相当な悪口をネット上に書かれるんです」
そりゃたいへんだ…。
「一番ひどい批判は去年8月に公開された『ガッチャマン』でした。ジュンを演じた剛力彩芽(22)が『本来はショートヘアなのになぜジュンを演じたんだ』『あの顔、イメージに合わん』など、散々な悪口を浴びせられたんです」
確かに剛力は、ネットの書き込みを読んで、そうとう神経が参っていたっけ。
「剛力への批判があまりにもすさまじく、他の俳優も実写版映画に出演するのが怖くなったほどです。結局、ガッチャマンは興行的にも大失敗。主役の健を演じた松坂桃李(25)は、この映画に出たために俳優としての評価が著しく落ちて仕事が激減しました」
結局、アニメ実写化はリスクが多すぎる?
「8割の確率で失敗が多いですね。特に『忍者ハットリくん』『宇宙戦艦ヤマト』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』『あしたのジョー』など、ジャニーズのタレントを使った作品は、ほとんどが大ブーイングを浴びた挙げ句、失敗しています」(先のライター)
その意味では小栗は数少ない成功者ともいえそうだが、ルパンの続編か別のアニメに挑戦すればたいしたものだが…。
《NewsCafe》
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