モノに限らず!? 「捨てたくても捨てられない」9割超 | NewsCafe

モノに限らず!? 「捨てたくても捨てられない」9割超

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2010年の流行語にも選ばれた「断・捨・離」…元はヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」の頭文字を取った造語だという。このキーワードを題した、やましたひでこ氏の著書は250万部を突破、ブームは依然として続いているようだ。人生や日常生活に不要なモノを断つ、捨てることで"モノへの執着から解放される"、ひいては身軽で快適な人生が手に入る。その考え方は理解できるのだが…。
NewsCafeのアリナシコーナーでは「"処分に困る物"何かありますか?」という調査が実施されたようだ。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…95.9%】
■ありすぎて困ってるんだけど…。
■使わない中身の入っているスプレー缶。
■不燃ゴミと粗大ゴミ。
■やっぱり家具。処分にはお金かかるしね…。
■写真や手紙・年賀状の類。特に子供の写真入り年賀状。本当に迷惑。
■使えないプレゼントと、捨てるのにお金がかかる物。
■やっぱり健康器具、次に子どものおもちゃ。
■もちろんムフフな品々です!!
■ノートパソコンが2台…ひとつは液晶壊れて映らず、ひとつはXPサポート切れの為…。
■何とかしたい!

【ナシ…4.1%】
■ためずに迷わず捨てる。結局使わないですよ。
■今はまだ大丈夫。あと5年余りで時間をもて余す事になるが…。
■ナシって言ったけど実家は山盛りアリだわ! 親が死んだ後が大変!
■今はありません。

結果はあまりに圧倒的、数多いアリナシテーマのなかでも特に偏った数字になった。「ハイそうですか」と捨てられる人はなかなかいない、だからこそ"断捨離本"が売れるわけである。
また、捨てられないのは上記コメントにあるような"モノ"に限った話でもない。「嫌な感情や心情!」「体脂肪!」「己自身。独り暮らしの独身で身寄りなし。誰が葬儀をしてくれるか」「ダンナ一族!」「山田邦子にそっくりな虚言癖の58歳姉と、姉のゲイの息子」などなど…様々な"しがらみ"も寄せられている。
「捨てたら後悔するかもしれない」「捨て方がわからない」「捨てるのが面倒くさい」…理由はいろいろあれど、世の大多数の人が"処分に困る"何かに囲まれて暮らしていることがわかった。

[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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