【解説】「立ち食い」で肥満防止? | NewsCafe

【解説】「立ち食い」で肥満防止?

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経験的に言うと「連休の大敵は体重が増えること」である。それなりにファミリー優先で出かけているのだが「旅先の食がおいしい・アルコールもはかどり」なのである。5年ほど前から「連休入りの初日の朝食前・会社に行く日の朝食前」の体重を比較することにしている。「体重を図ると痩せる…」との説があるが「今年は同じ体重でフィニッシュ」である。見渡してみると「類は友を呼ぶ」ではないが「フェースブック仲間はグルメ」が多いのである。珍しい食べ物の体験談・コストパフォーマンスの良いレストランの体験談・簡単な缶詰め料理のレシピ…があふれているのである。フェースブック友達のS嬢は「プロ並みの料理写真・飽くことのないダイエットチャレンジ話」で仲間を楽しませてくれるのである。最近は「トマトダイエットにチャレンジ」と言う事である。そんなS嬢に進めたいのが「立ち食いダイエット」である。

識者によると『最近まで「立ち食いと言えば駅構内の蕎麦・うどん屋」であったが「最近は立ち食い店ブームである。ステーキ・イタリアン・フレンチ・日本料理・ピザ店…」と広がっている。「俺の…」と言うチェーン店も流行っているようである。どの店も「大繁盛・行列ができる店」で新しいファッション」になりつつある』と言う。「立ち食いでガツガツ食べるのは体に悪い」と思っていたが、専門家に聞くと『立ったままの飲食は消化や吸収が良いと考えられている。消化に重要な働きをする「胆汁」は胆汁から分泌され膵液と一緒になって消化吸収にあたる。座った姿勢は胆汁の流れを悪くするのである。消化吸収の阻害以外に胆石もできやすくなる。運動を増やしてもリスクは減らない。海外では「立ち食い←椅子に座って←しゃがんだ姿勢」でしゃがんだ姿勢が「血液の流れが阻害されて最悪」とレポートされている』と言う。

畏友は『行列ができる立ち食い店に並ぶだけでまずエネルギーが消費される。座っているとエネルギーが消費されず・内臓脂肪が増加しメタボになる確率が上がる。内臓脂肪が増えると動脈硬化や糖尿病の原因となる』と現実論を語るのである。若い仲間と「渋谷の立ち飲みバー」に行くと「1時間半」が限度である。たぶん「立ち食い店での飲食時間はそんなに長くないはず」である。S嬢に「立ち食い・立ち飲みダイエットとアドバイス…」と思うのである。

[気になる記事から時代のキーワードを読む/ライター 井上信一郎]
《NewsCafeコラム》
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