昨年度、テレビ通販実施企業の主要上位30社売上高合計は、前年比0.6%増の5025億円(通販新聞調べ)。市場規模9兆円超へと成長したネット通販に押されているとはいえ、変わらず一定のシェアを獲得していると言っていい。そしてテレビショッピングと言えば「ジャパネットたかた」を思い浮かべる人も多いだろう。高田社長というカリスマの存在、耳に残るテーマソング、独特のセールストーク…。1986年設立とテレビショッピング業界では後発ながら、テレビにこだわらずネットや折込チラシなど多方面のメディアを絡めて展開し成長。今では通信販売業の大手と言われるまでになった。
そこでNewsCafeのアリナシコーナーでは「ジャパネットで買い物した経験は?」という調査が実施されたようだ。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…26.8%】
■ジャパネットさんには何度かお世話になってますけど。
■古い掃除機下取りは処分ができ、その上値引きと一石二鳥!
■今年初めて買いました。エアコンです。
■高圧洗浄機を買いましたよ!
■社長の顔と声は生理的に受け付けんけど、一度だけ買い物した…。
■親が何か買ってた。デジカメだったかな?
■一番早く納品だったから。同じ値段でグレードアップされてたし。
■テレビとか自分で設置できる物。カメラなどセットは絶対お得。
■金利手数料無料と下取りは、やっぱりいいですね。
■失敗をおそれてる方。人生、かなり損してる。
【ナシ…73.2%】
■さほど安くもない。
■あの喋りが胡散臭い。社長に限らず、他の社員も。
■タカタ社長の個性と商才って……凄いねと(満足して買わない)。
■家電品は店で実際見て手にとり決めます。
■CMはおもしろおかしいけど、買ったことない。
■テレビ通販は信用できない。
■いらんおまけを大量につけるくらいなら値段を下げて! そしたら考える。
■欲しいなぁ…と思いつつ買っていない。
■あんまりオーバーにやられると、買う気失せる。
■見るのは好き!
【ナシ派】多数ではあるが、4人にひとりは「ジャパネットたかた」での買い物経験がある、という結果になった。【アリ派】からは「金利手数料無料のお得感」「下取りしてくれるのがありがたい、手間がかからない」など、ジャパネットならではのサービスを支持する声が多く寄せられた。
一方の【ナシ派】は「おまけはいらない」「言うほど安くもない」など冷静なコメントのほか「喋りがうざい」という率直な意見も。確かにジャパネット特有のテンションやトークは好みが分かれるところだろう。また、勢いに乗せられて買う予定のないものを買ってしまうという人もいた。想定外の品に物欲をかき立てられるのもテレビ通販の面白さ…なのかもしれない。
[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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