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女王の白鳥、食べられる

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先月、キャサリン妃の王子出産で喜びに沸いたイギリス。しかし時は流れるもの、喜びもあれば悲しみもやってくる。

エリザベス女王も頻繁に訪れる由緒あるウィンザー城の近くを流れるテムズ川。ここには女王所有の白鳥が優雅に泳いでいるのであるが、その白鳥が何者かに食べられてしまったのだ。

白鳥など鳥類を保護する団体、スワン・ライフラインのボランティアであるウェンディさんが女王の愛する白鳥が丸焦げになって死んでいるのを発見した。

驚いてよく見てみると、焼かれた上、肉がはぎ取られているのである。

「こんなことをする人間がいるかと思い、あまりの残酷さに気分が悪くなってしまいました」。

おそらく何者かが白鳥を銃で撃ったか、あるいは暴行を加えて殺し、焼いて食べたのだ。


「この白鳥が女王のものだということは当然知っていたでしょう。王室の動物だから肉の質もいいだろうと思って焼き鳥にしてしまったんでしょうね」とウェンディさんは落ち込む。
現在、テムズ・バレー警察が捜査中である。

この悲報に対し、


「犯人はお腹を空かせた移民」
「絶対移民」
「頼むからイギリスの法律を守ってくれよ・・・。他人所有の動物は勝手に殺して食っちゃいけないって誰か教えてやれよ」


等、なぜか捜査中にも関わらず移民が犯人として吊るし上げられている。

不況・移民・雇用問題・動物に対す虐待。よく考えてみれば単なる白鳥殺しの事件では済まなそうだ。

【執筆者:猫紫】
参照:Mirror
http://www.mirror.co.uk/news/uk-news/queens-swan-barbecued-windsor-castle-2200859
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