1970年代まで、放送業界の区切り…いわゆる"1クール"は、新年度の4月と半年後の10月に番組改編期をはさんだ半年単位だった。しかし1980年代に入り視聴率偏重が進んだ結果、半年の半分の3カ月をインターバルとして、続行か打ち切りかが判断されるようになったのだという。
かくして番組改編期が増え、つなぎとして放送される「改編期特番」も倍増。加えて放送業界の不況によるドラマの話数縮小、プロ野球の視聴率低下…様々な要因が重なり、長時間のスペシャル番組が多く組まれる現在の状況となった。
そこでNewsCafeのアリナシコーナーでは「2時間を超えるスペシャル番組、どう思う?」という調査が実施された。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…48%】
■面白かったら3時間くらいなら見る。
■好きな番組なら嬉しい。
■昔やってた超常現象や心霊ものやらないかな。最近の動画集は×。
■時間を感じさせない素晴らしい特番なら! 正月特番は要らん(怒)。
■長編の映画とかなら見る。
■物による。工場見学とかの勉強なる物はして欲しい。
■たまには良い。
■サッカーやフィギュアスケート等海外戦の放送は見逃さないようにしてます。
■ネイチャーものやドキュメンタリーならアリ。ただしCMナシで。
■中身次第だけどね。
【ナシ…52%】
■結局、CMまたぎが連発して同じシーンを何回も見せられるだけだし…。
■2時間がちょうどいい。これ以上長いと飽きる。
■内容によるけど、最近は長く感じる事が多くなってきたような…。
■アイドル総選挙とかイヤ。
■さらに言うなら、24時間TVや27時間TVはもっての他!! 節電しろ!!
■マンネリ化した内容ばかり…。
■コラボとか嫌がらせが多すぎ。
■アニメSP? 阿呆! 「よい子」に夜更かしさせるな! 我が家は8時半に就寝だよ。
■薄っぺらなテレビをだらだら見ている程、暇ではない。
■最近多いね。改変期に限らずあるもんね。
結果はほぼ半々ながら、やや【ナシ派】優勢。「特番が多すぎる、長すぎる」という意見はもちろんあったのだが、それよりも「多すぎる、長すぎると感じさせる内容」に批判が集中。
一方の【アリ派】も「内容次第」というコメントが最多。結局のところ、面白ければ長かろうが何だろうが見る…という話だ。また「どっちにしても早送りやスキップしたりして見るから関係ない(笑)」という声もあった。
[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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