お風呂場でのんびり歯磨き…これって多数派? | NewsCafe

お風呂場でのんびり歯磨き…これって多数派?

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3月とはいえまだまだ寒い日が続く。こんな季節に捗る健康法といえば、やはり「半身浴」だろう。体温より若干高め、38~40度の湯に下半身だけ浸かり、20~30分の間ゆっくりと過ごす…。入浴法としては心臓や肺への負担も少なく、体がよく温まるため冷え性にも効果的、ひいては代謝が高まりダイエットにも繋がるなど良いこと尽くめだ。
しかし、この20~30分をただボンヤリと過ごすのに抵抗がある、という人も多いかもしれない。雑誌や本を読みながらの入浴も楽しいが、風呂場の構造によっては換気が悪く不可能な場合もあるだろう。
そこでNewsCafeのアリナシコーナーでは「お風呂で歯磨きはアリ?」という調査を実施した。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…57.9%】
■お湯に浸かりながらだと体も暖まるし、ゆっくり歯磨き。
■少しでも時間短縮のため。ただ自宅でのみですが。
■一石二鳥!
■飛び散りを気にせずゴシゴシとブラッシングできるから。
■風呂場と洗面所が同じ場所にあるのです。
■トリートメントをして、放置時間の間に歯を磨く。
■なかなか時間がとれない人は入浴時に磨くと良いと歯医者に薦められた。
■息子が小さいので…洗面台でするのを嫌がるので。
■夜は普通だろ。スーパー銭湯でもよく見る光景だ。
■お風呂で全身きれいにしたい。

【ナシ…42.1%】
■分別をつけましょう! 歯磨きは洗面所で。
■自分の家でなら。公衆の浴場ではやめていただきたい。
■面倒くさい時にはやるケド、基本しない。
■自宅ではアリだが、銭湯ではナシ。
■たまにビールを飲むことはあっても、歯を磨くことは…ないなぁ。
■音波ブラシでゆっくり磨くからお風呂上がりにベッドで。
■物凄い込んでる温泉の、少ない洗い場で歯磨きしてるのはダメ!

結果は【アリ派】が6割弱と多数派だったが、【ナシ派】の反発コメントはご覧のとおりなかなか激しい。思うに、このテーマは"各家の風呂場の構造"が結果を左右するのではないだろうか。例えば洗い場のないユニットバスの浴槽に湯をはり、自分のあとに入る人がいると知った上で"湯船で歯磨き"をするのは良くないだろう。歯磨き粉などが浴槽に落ちてしまう可能性もある。しかし風呂が広ければ、浅めの湯船に下半身で浸かりながら上半身は洗い場に乗り出して歯を磨き、シャワーで流すこともできる。この場合は衛生上なんら問題がない。
だが「風呂場のマナーとしてダメ」というコメントもあり、この"マナー"に個人差があること、家族の有無、風呂が密閉されたひとりの空間であることなどから、答えの出ないデーマであると言っていいだろう。
ともあれ、4割程度の人は"風呂場で歯磨きはナシ"と考えていることになる。銭湯や温泉などの公共施設では洗面台で磨くのがよさそうだ。

[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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