「いとこ」という関係で…恋愛に発展するのってアリ? | NewsCafe

「いとこ」という関係で…恋愛に発展するのってアリ?

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いとこ同士の結婚「いとこ婚」の可否は現在、国家や民族、文化圏や地域社会によって異なる。例えばアメリカでは25の州で「いとこ婚」が禁止されており、また別の6州では特殊事情の下でのみ許可されている。逆にイスラム文化圏では血縁が濃いことが喜ばれる傾向があるため、いとこ同士の見合い婚が多い地域もあるという。
日本においては、4親等以上離れていれば直系でない限り血族同士の結婚も認められているため、法的に「いとこ婚」が可能である。著名人では元総理大臣の菅直人氏がいとこを娶っているが、結婚にあたっては親族の中で何度も話し合いが持たれたという。
親兄弟ほど近くなく、親戚といえども両家の親密度や物理的な距離によっては疎遠にもなる「いとこ」という関係。恋愛から結婚に結び付くかは別としても、いとこを好きになるケースはあるだろう。
そこでNewsCafeのアリナシコーナーでも「いとこを好きになるのはアリ?」という調査を実施した。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…29.4%】
■今は考えられないけど、子供の頃ならアリ。
■結婚も認められてますし、自由では?
■幼少期、いとこのお兄ちゃんと結婚する! って言ってたなぁ(笑)。
■人を好きになるのに、理屈はない。
■いとこ好き。私が小さい時遊んでくれたから。
■素敵だったら好きになるよ。
■マンガやドラマの世界みたいだけどね。
■好きになるだけならいいんじゃない?
■ありえない! とお思いの貴方! 世の中いろいろあるんですよ…。
■いとこ同士の親が結婚し私が産まれました。何かおかしいことでも?

【ナシ…70.6%】
■そういう対象の従兄が居ないので想像がつきません…。
■好きだけど恋愛感情とは微妙に違う。
■血が濃くなりすぎる気がするなぁ。
■身内だよ、考えられない。
■なんちゅう質問なんだ。
■絶対ない。向こうもだろうけど。
■自分はナシ。夫の親族にイトコ同士で結婚してラブラブ夫婦はいる。
■付き合っても別れても結婚しても離婚しても全て面倒。
■親戚は親戚。無理。
■子供の頃から見てると恋愛対象になりませんね。

結果は【ナシ派】が7割と多数派。もとより「アリかナシか」で考えられる題材ではないのだが、コメントを見る限り「法律ではアリのはずだけど、なんとなくナシのイメージ」というのが多くの日本人の心証のようだ。
また、同年代のいとこがいるかどうかも、この心証には大きく影響するだろう。コメントにもあるように「子供の頃の淡い思いなら」「好きになるのに立場は関係ない」という考えの人は多い。結婚となると周囲との関係性など難しい面も出てくるかもしれないが、恋愛となれば話は別だ。伊藤左千夫の「野菊の墓」を思わせるような経験も、あり得るのかもしれない。

[文・能井丸鴻]
[写・gaab22]
《NewsCafeアリナシ》
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