男女平等のはずだけど…「家事ができない」と責められるのは女性? | NewsCafe

男女平等のはずだけど…「家事ができない」と責められるのは女性?

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労働においての男女差をなくそうと1972年に「勤労婦人福祉法」が制定されて以来、さまざまな変革を経て、現在の「男女雇用機会均等法」に至ります。厚生労働省の発表によると、平成23年度の女性雇用者数は2237万人。前年に比べ8万人増加しており、雇用者総数に占める女性の割合は42.7%にのぼるそうです。
この数字を高いとみるか、まだまだ低いとみるかは人それぞれとしても、気になるのは「家庭内の労働」、いわゆる家事についてです。労働者の男女比が半々へと近づく昨今、数字には表れない家事労働の男女比はどうなっているのでしょうか。
そこでNewsCafeのアリナシコーナーでは「家事の出来ない女性ってアリ?」という調査を実施しました。結果とともにさまざまな意見をご紹介します。

【アリ…27%】
■得手不得手あるのが人間じゃないの? 性差別も時代錯誤。
■家事は苦手でもできないわけじゃなく、慣れれば誰でもできる。
■結婚しない人もいるし、当人が特に困らなければいいかも。
■人として必要なスキル。女に押し付けないで男女ともに努力を!
■男性がすればいいじゃん。
■出来なくても一生懸命やることの方が大事。
■仕事の出来ない男性も沢山いらっしゃる訳だし。お互い様。
■すみません、私です。片付け出来ない。
■それを補う才能があれば家事得意な亭主を捕まえればよし。
■ええよ、ええよ。オレやるから。

【ナシ…73%】
■家事のできない男もナシ。
■男女問わず最低限の家事は出来ないとね…。
■性別問わず出来なきゃダメなんじゃない?
■全部できなくてもいいけど全くできないのは困るよ。
■教えない親が悪い!
■成人してまで出来ないなんて情けない。今時小学生でも出来るのに。
■出来ないからやらないでは話にならない。そういう人ほど差別に逃げる。
■芸能人じゃあるまいしね…結婚したらやらないとね!
■男性でも出来るようにしよう。自戒も込めて。
■できる方が、幸せになる確率がぐっと上がると思う。

結果は【ナシ派】が7割超の多数派ながら、寄せられたコメントは【アリ派】と通じる人が多いようです。つまり「家事のできない女性はナシだし、男性もナシ」もしくは「できないことがあってもいいけど、男女問わず譲り合って苦手を補うべし」という意見。"家庭内労働も男女平等"という考えが大多数のようです。
もちろんなかには「家事はサッパリ」という女性もいれば「やはり女性は家事をしてくれないと」という男性の声も届いていますし、家庭のルールはその家庭ごとに違うものです。しかしながら、結婚してからイザとなったら「家事をしたことがない、できない」というのは、男女ともに通らない時代と言ってよさそうですね。

[文・野村裕子]
[写・Philo Nordlund]
《NewsCafeアリナシ》
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