韓国やイタリアでも少子化が進んでいる理由 | NewsCafe

韓国やイタリアでも少子化が進んでいる理由

恋愛 ニュース
先日新聞でこんな記事を読みました。

──日本の少子化は、草食系男子・オタク男子が増えているからではない。その証拠に、肉食男子が多いイメージのあるイタリアや韓国でも少子化・未婚化は進んでいる。日本、韓国、イタリアに共通するのは女性が働いてないこと。先進国では生活費・教育費がかかるので、女性が働いてないと結婚・出産が難しい。いっぽう女性が働いている、フランス、アメリカ、北欧では、出生率は上がっている。だから女性が仕事を持ち続けることが大切なのだ──

なるほど、一理あります。韓国や台湾では日本よりも少子化が深刻なのだとか。恋愛や結婚というパーソナルなことの背景にも、社会的な要因も関係しているということでしょう。

ところがじゃあ、働けばそれでいいかというと、そうでもないのが難しいところ。実際「恋と仕事のキャリアカフェ by五百田 達成」を訪れる女性の話を聞いていると、働いているからこそ恋愛がしにくくなっている状況も見えてきます。

忙しくて出会う時間がない、収入があると「このままひとりでもいいかな」と思ってしまう、自分より収入が少ない男性を恋愛対象に思えない、だから、がんばればがんばるほどターゲットが狭まる・・・。

「男性には自分よりも強く、お金持ちであって欲しい」という意識はまだまだ根強いようで、「イクメンになってくれるのはありがたいが、そこにセクシーさは感じられない」という女性の嘆きもよく聞かれます。

働かないと子どもを育てられないし、最近の男性から選ばれない。働いたら働いたで、恋愛がしにくくなる。なかなか難しい状況です。

少なくとも、男性の草食化を嘆いて手をこまねいているよりも、確かな収入と自分なりの積極性を身につけるほうが、現実的。難儀な時代ですが、がんばっていきましょう!!

[ライター 五百田達成/「恋と仕事のキャリアカフェ」主宰、オトナ女子の恋愛・結婚・仕事の悩み相談を受ける恋愛カウンセラー。TBSバラエティ番組「私の何がイケないの?」にも出演。詳細はオフィシャルブログ(http://ameblo.jp/iota-s/)まで]

[photo by:seanmcgrath]
《NewsCafeコラム》
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