堪えきれずあふれる涙…でも、会社で泣くのってアリ!? | NewsCafe

堪えきれずあふれる涙…でも、会社で泣くのってアリ!?

社会 ニュース
本来"涙"の主な役割は「眼球の保護」であり、感情の発現として涙を流す現象は、人間特有のものなのだそうです。悲しい時、嬉しい時、痛い時、笑いすぎた時…いろいろなケースがありますが、あまりに疲れているときなどは無意識のうちに涙が飛び出していることもありますよね。いずれにしても「泣きたい時は思い切り泣くことで様々な感情を洗い流すのがいい」という通念は、生化学的観点とも整合性があるようです。
しかし、それが人前で…しかも仕事の場で、となったらどうでしょう? そこで、NewsCafeのアリナシコーナーでは「会社で泣くのはアリ?」という調査を実施しました。結果とともにさまざまな意見をご紹介します。

【アリ…30%】
■理不尽な事言われて倉庫で悔し泣き。泣きたくないのに…。
■仕事のことでならアリ。一生懸命やればそんな時もある。
■人前じゃなく隠れてならアリ。だって働くって色々あるよ。
■自分が情けなくてトイレで泣いた事ある。
■お世話になった人が退職した時に泣いた。感謝の気持ちではアリ。
■仕事中は泣かない。終業後泣いたことはある。
■猫さんが余命宣告された時、自然に涙があふれでてた。会社でスミマセン。
■あくびしたらでるよ!!

【ナシ…70%】
■泣きたい時はある。
■泣くんだったら家に帰って思い切り泣く。
■泣くとしたら更衣室ないしトイレ。
■なんで泣くん? 大人なら場所をわきまえなさい。
■「泣いたら負け」だと思っていたので泣いたことはない。
■ナシだけど悔し泣きしたことはある。
■言葉で表現できるのに涙でごまかす奴は仕事に邪魔。
■泣いたからって問題は解決しないと思うけど。
■できる女は泣かない。
■基本的には。訃報の時なんかは仕方ないけど。

7割の人が【ナシ派】に投票してはいますが、コメントだけを見ると【アリ派】とあまり変わらないようです。つまり「泣くなら場所をわきまえて」ということですね。
【アリ派】からは「悔し涙は大いに価値あり」とするコメントが多く寄せられました。仕事をしていれば、思うようにいかないこと、理不尽なことも起こります。そうした時に諦めたり誤魔化したりするよりも、悔し涙をにじませながらでもやり遂げた方が良いという意見ですね。とはいえ人前を避けるのは大前提でしょう。
それでも、時に公衆の面前で泣いてしまう人に遭遇します。そんな時はそっと退室を促し、気持ちを立て直してきてもらうのが大人の対応でしょうか。泣いても問題が解決しないのと同じように、泣いている人を責めても物事は進展しませんので…。

[文・野村裕子]
[写・Angus]
《NewsCafeアリナシ》
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