忘れられない記憶…「初恋は美しい思い出」? | NewsCafe

忘れられない記憶…「初恋は美しい思い出」?

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「砂山の砂に腹這ひ 初恋の いたみを遠くおもひ出づる日」とは、石川啄木の短歌「初恋」。この短いフレーズから、甘いだけではない初恋の美しさが痛いほど伝わる名作ですね。"初恋"をテーマにした歌、小説、ドラマや映画の多さは洋の東西を問いません。誰でも"初恋"と聞けば思い出す作品があるのではないでしょうか。しかし"ドラマチックで美しい初恋の思い出"は、誰にでもあるものではないでしょう。
そこでNewsCafeのアリナシコーナーでは「初恋の思い出は美しい?」という調査を実施しました。結果とともにさまざまな意見をご紹介します。

【アリ…47%】
■初恋に限らず、時がたてば大抵のことは美しい思い出。
■美しいっていうか美化してる自覚はある(笑)。
■今思い出してもキュンってなります。
■高嶺の花でした。
■あの恋を超えるものはない。だからこそ再会しない。
■でも、ほろ苦さと後悔も同じくらいだな。
■当時は辛い事もあったけど今思うと美しく甘い想い出です。
■あんまり覚えて無いけど…悪いイメージはないから良いと思う。
■初恋の人を学校内で見るだけでドキドキ。純粋でした!
■告白出来ず終わったから、かえって良い思い出として残っているのかも。

【ナシ…53%】
■どれが初恋か分からない。
■覚えてない。そもそも子供の頃は好きとかの感情がわからなかった。
■恥ずかしい思い出としか…見る目なかったな。
■好きになった男の子より、ウザかったライバルのが記憶に刻まれている。
■美しくも苦くもない、おませな園児の恋だから思い出でもないなぁ。
■こっぱずかしいことだらけの思い出。
■何を以て初恋なのか。未だわからない。
■周りに彼氏が出来て焦ってスキでもない相手に告白。微妙だった。
■トラウマ負わされて、美しい思い出になる訳なかろ!!
■いじけた子だったので、劣等感がより大きくなった

結果は【ナシ派】が過半数。現実の初恋は物語のようにはいかなかった、という人が多数派でした。多く寄せられたコメントは「どの程度が初恋かわからない」「記憶がない」というもの。淡い好意を抱いた記憶はあっても、どこからを"恋"としていいのか…なかなか判断しづらい部分もありますよね。
【アリ派】では「美化している部分もあるけれど、良い思い出」という声が多数届きました。なかでも印象的だったのは「まだ携帯電話が存在しないアナログ時代の初恋でした」というコメント。"相手の家族が電話に出たらどうしよう"という、固定電話時代ならではの緊張感が伝わってきました。ノスタルジーも"美しい初恋"の大切な要素ですよね!

[文・野村裕子]
[写・Reinante El Pintor de Fuego]
《NewsCafeアリナシ》
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