お好み焼きは…「おかずです」「主食でしょ?」結果は | NewsCafe

お好み焼きは…「おかずです」「主食でしょ?」結果は

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関西人のソウルフードと言えばたこ焼き、お好み焼きがまず思い浮かぶ。週に1度は粉物とソースを口にしないと気が済まないとまで言われるほどだ。そんな関西人の欲求に答えるべく、関西のレストランには「お好み焼き定食」がメニューにある店もあるという。関西圏以外ではあまり馴染みのない組み合わせだ。 2009年1月から放送していたサッポロ生ビールのCMでも、お好み焼きとごはんを巡り、俳優の西田敏行(福島出身)は「炭水化物に炭水化物」といい否定派なのに対し、お笑いコンビ「次長課長」の河本準一(岡山出身)は「ラーメンライスと一緒」だと反論するシーンがあって大いに話題を呼んだ。さて、アナタはお好み焼きをおかずとして食べているだろうか。それともそうではないと主張するだろうか。
そこでNewsCafeのアリナシーコーナーでは「お好み焼きはおかずだ。これってアリ?」という調査を実施。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…28%】
■野菜、お肉とかバランスよく入っているのでおかずです。
■お好み焼きとご飯って結構うまいですよ。
■炭水化物と炭水化物とか言ってるけどラーメンとチャーハンは食べないの?
■地域性があるから他人が何をおかずにしても構わんやろ。関西人なんで当然おかず。うどんも焼きそばもおかず!
■正確にはおかずにもなる、なんだけどね。
■大阪では、お好み焼き定食は当たり前。有名でしょうが、関西では普通です。

【ナシ…72%】
■主食でしょオカズじゃなく。
■お好み焼きはお好み焼きとして単独で食べる。
■お好み焼きは主食。お好み焼き+野菜料理2品でいい夕飯だ。
■そう思ってるのは関西だけだよね(笑)。
■炭水化物は1つで充分。
■無理!タコ焼きもナシ!
■重すぎる。炭水化物過多で肥りやすくなる。
■おかずでは無い!ビールのツマミにはなるけど。

【ナシ派】が【アリ派】を上回る結果に。【アリ派】の意見を見てみると、「ラーメンとチャーハンの組み合わせと同じ」という主張が数を集めた。「ラーメンライス」がアリなら当然、という訳だ。この炭水化物と炭水化物の組み合わせだが、実はアルツハイマー型認知症になりやすい食べ合わせとの指摘もある。先日放送のNHK「ためしてガッテン!」では、アルツハイマー型認知症の新しい予防法を放送した。その番組内で最も危険な食べ合わせとして取り上げられたのが、炭水化物と炭水化物とを一緒に食べる食事を継続する事だった。体内のインスリンが増えるような食事をしていると認知症になる危険性が高まるという。体内にインスリンを増やしてしまう、一番よくない食べ合わせが炭水化物の重ね食いだというのだ。日本の認知症患者は300万人を超えた。国の予想を10年以上上回る早さで増加しているアルツハイマー型認知症は100万人を超えているというデータがある。さらに【アリ派】の声を拾うと、「関西ではお好み焼き定食は当たり前」という意見があり、対する【ナシ派】を見てみると、「関西人の食文化」だと指摘する回答もあった。ローカル文化は互いに認めようというもの。ちなみに関西のレストランに多い標準的な、「お好み焼き定食」とは、お好み焼+ごはん+味噌汁で、店によっては、これにサラダやお新香が付く。

お好み焼きをおかずだと主張する人には関西人が多いようだ。そんな関西人は主に関東以北で食べられる納豆を嫌う人が多い傾向もある。食文化の地域性で、「ありえない!」と思える組み合わせはもっとほかにもあるのではないだろうか。
[文・羽生弘]
《NewsCafeアリナシ》
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