日本維新の会①:橋下徹と言う異端児の本質 | NewsCafe

日本維新の会①:橋下徹と言う異端児の本質

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いよいよ「大阪維新の会」と言う地方政治的結社が「5名以上の国会議員の加入」と言う立て付けを経て「日本維新の会=略称:維新」と言う全国区の政党として船出をした。政党である以上「政権を取る」を目標にするのは当然の事である。橋本氏が「大阪都構想」なるものを掲げ「大阪府知事・大阪市市長選挙」を制して、わずか半年余りのことである。ここ20年余りの日本の政治は、常に「小沢か反小沢・非小沢か」と言う二択で動いてきたことを考えると「民主か自民か維新か」と言う三択への可能性は、国民に取って大きな変化であると思うのである。

いささか陳腐ではあるが橋本氏が「自らを坂本龍馬に見立て」政策も坂本龍馬が考えたといわれる「船中八策」の語呂を借りて「維新八策」と言うネーミングにしたのは「関西に拠点を置く政治グループ」ならではの上手なイメージ戦略であると思うのである。ここ1年余り「橋下とは何か・橋ズムとは」がメディアを賑わしている。彼の出自や素行はさておき、彼の言動を見ると「一時期政界を跋扈した信念無き早稲田弁論部上がり・それに続くディベート頭しかない松下政経塾上がり」とは、いささか趣を事とする「TVの芸能番組で腕を磨いた変化対応力が優れた異能の弁護士」と言う感じがするのである。

「ブラウン管の向こうにいる大衆が何を期待しているか」を敏感に察知し、言う事を変えてゆくテクニックは、彼の街頭演説を聞いていると良くわかるのである。聴衆の反応が悪いと、ジャンジャン話しを変えてゆくのである。「大きな風呂敷を広げる&反権力から語る」と言うやり口は「彼ならではのテクニック」と思うのである。識者は『彼は今の若者が予想以上に右よりである事を熟知している。だから「大戦=おういくさ・制圧・決められたみちは歩かない…」などと言う時代がかった事をわざと言うのである。これを元に「反自民・反民主と言うムード」を作ろうとしている様に見える。

彼はムード選挙の弱さを知っているので「選挙でなければ変られない」と若者が投票に行くことを煽るのである。この語り口は「必ず投票にいってくれ」で演説を締めていた小沢一郎と共通するものがあるのである』と言う。古い政治を比喩したフレーズに「政治の選択をするのは国民である・国民は自分のレベル以上の政治は選ばない」と言うのがある。辛口の畏友は『農耕民族である日本人は強いリーダーシップにあこがれる。そして強いレーダーが現れるとメディアや知識人は沈黙するのである。現在の状況は太平洋戦争に突入した頃の国民感情とメデイア状況は良く似ている』と警告を発しているのである。「危険な匂いのする右寄りの異端児」が橋本氏の本質と見えるのである。
《NewsCafeコラム》
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