「踊る大捜査線」「JIN-仁-」…刑事ドラマより医療ドラマ? | NewsCafe

「踊る大捜査線」「JIN-仁-」…刑事ドラマより医療ドラマ?

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古くは「太陽にほえろ!」「西部警察」などスタンダードなアクション系に始まる"刑事ドラマ"。時を経るにつれ、ひとくくりにはできないほど細分化し進化してきた。推理重視の「古畑任三郎」や「相棒」、人情味を強く打ち出した「はぐれ刑事純情派」、警察の内部事情を深くえぐる「踊る大捜査線」、トレンディードラマとしての格好良さも持ち合わせた「あぶない刑事」など、ヒット作だけでも相当な本数になる。広義では「スケバン刑事」や「宇宙刑事ギャバン」なども刑事ものと言えなくもない。
対して、医療を題材にした作品も枚挙に暇がない。近年では「Dr.コトー診療所」や「医龍」、「ゴッドハンド輝」「JIN-仁-」といった漫画原作ドラマが人気を集めている。また、現在放映中のNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」も医療がテーマのひとつであると言える。
そこでNewsCafeのアリナシコーナーでは「刑事ドラマより医療ドラマ?」という調査を実施。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…48%】
■「アリアドネの弾丸」「医龍」「救急24時」面白かった。人が助かる事が多いから好き。
■今の警察に正義感などあるのでしょうか? ドラマ観ても虚しくなる。
■最近の医療ドラマは事件や事故が絡んでるものもある。
■刑事ものは、身内がやられた時にやたら奮起する姿に冷める。市民の命は軽い訳?
■両方好きだけど15シーズンまで見続けたのはERだけ。

【ナシ…52%】
■刑事・医療を意識して気にしない。どちらでも内容が面白い事が大事。
■「臨場」とか「相棒」とか好き。でも法医学も好き。
■両親の入院で散々付き添いした時の辛さを思い出すので病院は嫌だ。
■刑事ものというか、推理もの(サスペンス)が好きなので。
■刑事ドラマは犯人逮捕で完結するが、医療ドラマは答えが出ない。

結果はほぼ半々ながら【ナシ派】がやや多数派。とはいえ【アリ派】【ナシ派】の両方から最も多く届いた声は「内容が面白ければテーマは問わない」というコメント。強い思い入れがあるわけでなく、ドラマの展開次第でどちらも楽しめるという人が多いようだ。また「CSI:科学捜査班」「ER緊急救命室」など海外ドラマを挙げる声も多数。シリーズ続編まで追いかけているという人も多かった。
また、逆に「刑事もので人が殺されるのがいや」「医療ものの手術シーンが嫌い」など、受け入れにくい部分を挙げる意見も寄せられている。とはいえ、どちらのジャンルもこれだけ多く作られている現状だ。苦手なシーンが少ない、面白い作品を探してみるのもいいだろう。

[文・野村裕子]
[写・m.maddo]
《NewsCafeアリナシ》
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