「入試ネット投稿」「替え玉受験」 不正行為受験の今後の対策は… | NewsCafe

「入試ネット投稿」「替え玉受験」 不正行為受験の今後の対策は…

社会 ニュース
京都大学など4大学の入試問題の一部が試験中にインターネットの掲示板「ヤフー知恵袋」に投稿された事件で、3月3日に投稿に関与したと見られる仙台市在住の男子予備校生(19)が逮捕された。

今回の「入試ネット投稿」という新たなカンニング事件。そもそも、カンニングの手口にはどんな行為があるのだろうか。現在までに、下記のようなカンニング方法が考えられている。

・カンニングペーパー(カンペ)を使う
・机の上や体(手のひらなど)に直接書き込む
・他人の解答をのぞき見る
・友人など、他の受験者からメモを回してもらう
・携帯電話を持ち込んで電子メールで教えてもらう
・無線による連絡
・机をコツコツと叩くなどして、友達に暗号で教えてもらう
・不正な手段により試験問題の出題内容に関する情報を得る

その他の不正受験行為としては、受験者以外のものが受験者本人になりすまして試験を受ける「替え玉受験」がある。代表的な「替え玉受験」事件では、1991年に明治大学入学試験で、なべやかん(事件後にたけし軍団入り)ら20人の「替え玉受験」が発覚。明治大学野球部元監督の光沢毅ら3人が逮捕された。

カンニング行為を防ぐために、各入試会場では携帯電話の持込不可など、さまざまな対策を行っている。しかし、今後の入試はさらに監視が厳しくなるだろうと予測される。
《NewsCafe》
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