本調査について
■調査概要
調査対象:飲食店ドットコム会員(飲食店経営者・運営者)
回答数:393
調査期間:2024年5月15日~2024年5月20日
調査方法:インターネット調査
■回答者について
本調査にご協力いただいた回答者のうち72%が1店舗のみを運営。また、回答者のうち東京にある飲食店の割合は49.9%(首都圏の飲食店の割合は67.3%)となっており、こうした背景が結果に影響していると推測されます。
調査結果について
飲食店の9割が何らかのSNSを開設。98.6%が外注せず「自店で運用」
まず、現時点で定期的に運用している自店アカウントのSNSをすべて選んでもらったところ、最多は「Instagram」で79.1%、次いで「Facebook(47.1%)」「X(旧Twitter)(26.2%)」「LINE公式アカウント(18.1%)」という結果になりました。


一方で、16.5%は「現在外部委託はしていないが、いずれは委託を検討したい」と今後の委託を検討していることがわかりました。

■投稿の多くは「店舗の基本情報」「新メニュー告知」。ネタ切れに悩む飲食店も
続いて、自店のSNSアカウントでどのような内容を投稿しているか尋ねたところ、「営業日・時間の告知」が最多(79.6%)となり、次に「仕入れ食材や新メニューの告知(72.9%)」「キャンペーンの告知(54.2%)」と回答が続きました。
飲食店が運用するSNSでは、現在の基本的な店舗情報を投稿するケースが多いことがわかりました。


その上で、目的別に最も効果を得られたと感じるSNSを選んでもらったところ、集客・認知拡大・販促面に関しては「Instagram」(48.3%)が最も多く、求人・採用面においては77.4%が「SNSで当てはまるものはない」と回答したものの、12%は「Instagram」を挙げる結果となりました。

特に集客・認知拡大・販促面に関しては、SNSの効果に何らかの手応えを感じている飲食店が多いようです。

<集客・認知拡大・販促面において「さらに注力したいと考えている」理由>
一定の効果を感じているため
・SNSで売上が上がる実感したから(神奈川県/カフェ/1店舗)
・インスタからのPR効果は高く、予約もコンスタントに入る(東京都/和食/1店舗)
・(Instagramの)ストーリーが効果がある(東京都/居酒屋・ダイニングバー/1店舗)
販促費にコストをかけたくない、かつ費用対効果が高い
・費用がかからず、効果的な販促だと思うから(愛知県/居酒屋・ダイニングバー/101店舗以上)
・費用対効果が他の広告より抜群に良い!お客様と信頼関係が構築できる(長野県/中華/1店舗)
・無料媒体なので、使えるだけ使わないと損(大阪府/カフェ/2店舗)
時代の流れとして取り組む必要がある
・集客はその時代時代のやり方があり、今はSNSだと思うから(大阪府/イタリア料理/1店舗)
・若い世代はSNSを介して予約を行うようになっている。予算を掛けてでも注力していきたい(東京都/フランス料理/1店舗)
・今はSNSを活用している方々が多く、きちんとしたアプローチができれば集客や認知度アップも期待でき、さらなる発展が見込まれるためです(東京都/バー/1店舗)
現時点のフォロワー(お客)を大切にしたい
・一定のフォロワー数を持っているから(京都府/お弁当・惣菜・デリ/6~10店舗)
・一定数今運営しているSNSを日常的にみている人がいるので、そこに向けての発信をしていきたいです(東京都/バー/3~5店舗)
その他
・効果測定はしづらいが、フォロワー数と言う目に見える数値をオーナーサイドに報告しやすい為(東京都/その他/51~100店舗)
<求人・採用面において「そこまで(注力したいとは)考えていない(現状維持)」とした理由>
他の求人サービスを既に利用しており、そちらで効果を感じているため
・求人はSNSよりも求人サイトや店内告知の方が反応が良い(大阪府/イタリア料理/1店舗)
・採用面では既存の求人サービスの担当者様が定期的に連絡してくれており、求人面では今後もそちらを継続していきたいと考えています(愛知県/カフェ/1店舗)
・求人は今のところ求人媒体を利用しております(東京都/フランス料理/1店舗)
求人自体していない or SNSを使って求人を出したいと思わない
・もし応募があれば有難い程度の認識です(期待していない)(埼玉県/その他/3~5店舗)
・集客には力を入れたい。求人は他で考えている(東京都/ラーメン/2店舗)
・集客はまだまだ増やしたい。求人は今のところ困っていない(宮城県/居酒屋・ダイニングバー/1店舗)
■投稿の参考にするのは「他店のアカウント」が57.8%
続いて、自店のSNSアカウント運用を行う上で参考にしているものがあるか聞いたところ、最多は「他店のアカウント」(57.8%)という結果になりました。
また32.1%が「特に参考にしているものはない」と回答したものの、26.3%が「SNS運用に関する何らかの情報(SNS・Web記事・書籍など)」と回答しており、戦略的な運用を目指す飲食店も少なくないことがわかりました。


・クレジットに「飲食店ドットコム(株式会社シンクロ・フード)調べ」と明記ください。
・WEB上で引用いただく際には、「飲食店リサーチ」
(https://www.inshokuten.com/research/company/)へのリンク付与をお願いいたします。
■株式会社シンクロ・フードについて
当社は、”多様な飲食体験から生まれるしあわせを、日本中に、そして世界へと広げる”というビジョンのもと、飲食店経営・運営を支援するプラットフォーム「飲食店ドットコム」を運営しています。テクノロジーを最大限に活用し、飲食店の出店開業・運営に必要な「ヒト・モノ・情報・サービス」など多様な選択肢をシンプル・スピーディに提供していくことで、飲食業界の発展・関わる人のしあわせに貢献してまいります。
【本社】 東京都渋谷区恵比寿南一丁目7番8号 恵比寿サウスワン3階
【代表者】 代表取締役 藤代 真一
【上場市場】 東京証券取引所プライム市場
【URL】 http://www.synchro-food.co.jp/
【運営サイト】
▼飲食店開業・運営支援のサービス
・飲食店の出店・運営支援サイト「飲食店ドットコム(https://www.inshokuten.com/)
・飲食業界専門の求人サイト「求人飲食店ドットコム」(https://job.inshokuten.com/)
▼飲食業界を超えて広がるサービス
・店舗デザインのポータルサイト「店舗デザイン.COM」(https://www.tenpodesign.com/)
・内装建築工事のマッチングサイト「内装建築.com」(https://naisoh-kenchiku.com/)
・キッチンカーシェア・マッチングサイト「モビマル」(https://mobimaru.com/)
・インテリア業界や建築業界特化型の求人情報サイト「求人@インテリアデザイン」
(https://job.tenpodesign.com/)
・農業の求人情報サイト「農業ジョブ」(https://agrijob.jp/ )
・飲食業界に精通した税理士事務所とのマッチング「飲食店ドットコム 税理士探し」
(https://www.inshokuten.com/food-accounting/)
・SNSショート動画アルバイト求人サービス「グルメバイトちゃん」
(https://www.inshokuten.com/gourmet_baito_chan/)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
株式会社シンクロ・フード 広報 今西 大木
住所:東京都渋谷区恵比寿南一丁目7番8号 恵比寿サウスワン3階
Mail:public-relations@synchro-food.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ