鈴木亮平、“前代未聞の一人二役”徹底した役作り 戸田恵梨香と現場で大切にしたこと「戸田さんじゃないとあの役はできなかった」【日曜劇場「リブート」インタビュー】 | NewsCafe

鈴木亮平、“前代未聞の一人二役”徹底した役作り 戸田恵梨香と現場で大切にしたこと「戸田さんじゃないとあの役はできなかった」【日曜劇場「リブート」インタビュー】

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
モデルプレスのインタビューに応じた鈴木亮平(C)モデルプレス
【モデルプレス=2026/01/14】1月18日に初回25分拡大で放送がスタートするTBS日曜劇場「リブート」(毎週日曜よる9時~)の主演を務める俳優の鈴木亮平(すずき・りょうへい/42)がインタビューに応じた。日曜劇場の主演3作品目となる本作で、善悪を行き来する前代未聞の一人二役という難役に挑む鈴木に作品の見どころや、役作りの苦労、共演の戸田恵梨香とのエピソードも語ってもらった。【前編】

【写真】鈴木亮平、日曜劇場で驚異の演じ分け

◆鈴木亮平、約2年ぶり日曜劇場で前代未聞の一人二役

2021年7月期「TOKYO MER~走る緊急救命室~」、2023年10月期「下剋上球児」で、日曜劇場の主演を務めた鈴木が約2年ぶりに日曜劇場へ主演で帰還。演じるのは、妻を亡くした善良なパティシエ・早瀬陸と、悪徳刑事の儀堂歩という真逆の2人だ。身に覚えのない証拠で妻殺しの犯人として仕立て上げられた早瀬は、妻を殺害した犯人を自らの手で見つけ出し、自身の潔白を証明するために愛する家族と過去を捨て、儀堂の顔に変わる=“リブート(再起動)”を決意する。

今作は黒岩勉が構想に3年をかけたという完全オリジナルの作品。愛する人の死を巡って嘘と真実が入り乱れ、日曜劇場史上類を見ない怒涛のスピードで展開していく“エクストリームファミリーサスペンス”となっている。

◆鈴木亮平、黒岩勉構想3年の脚本に驚愕「最後まで面白い」

― 今回、日曜劇場としては3作品目のご出演となります。また黒岩さんも3年間構想を練られた作品とのことですが、このオファーを受けたときの心境や心構えについて教えてください。

鈴木:たった3年でこんな物語をよく思いつくなと思いました。僕も「TOKYO MER~走る緊急救命室~」でお世話になっていて、その間もいろいろな名作を書かれている中で、こんな素晴らしいストーリーを温めていたということに驚愕しました。とにかく話が面白いんです。僕は顔を変え違う人間になるという役どころなんですが、俳優としての自分ともリンクしてすごくやりがいのある役ですし、プロットを大興奮しながら読ませていただきました。最後まで面白いんですよ。ミステリーやサスペンスを観ていて、結末がこれか、と思ってしまうこともたまにありますが、それが全くなく、全ての回にどんでん返しがあって全ての回が面白かったので、最後の最後まで楽しんでもらえる作品になっていると思います。むしろ最後が一番面白いです。

― 出演したいと思った一番の決め手は?

鈴木:とにかくストーリーが面白いことです。脚本に惚れましたね。あと、夏前に撮影が終わっていて。これはドラマとしてはだいぶ贅沢なことだと思います。撮影してから放送まで時間があるので、仕上げにも時間をかけられますし、丁寧に作ることができる作品になると思いました。

◆鈴木亮平「リブート」考察の注目ポイントは

― 全話の脚本を読まれてから撮影に入られましたか?

鈴木:大枠は知っていましたが、最終稿があがってくると少し変わっていた部分もありました。

― 結末は先に知っておきたいですか?知っておきたくないですか?

鈴木:基本的にはどちらでもこだわりはないですが、自分の役に関わるあまりにも大きな秘密は知っておきたいかもしれないですね。「地球人じゃなかった」とかだったら、さすがに「最初にしっかり言っといて」となるかもしれない(笑)

― 視聴者の考察も盛り上がりそうですが、視聴者に注目して欲しい部分は?

鈴木:いろいろな謎が隠されていて、最後に伏線が全て明らかになるとかではなく、毎回いろいろな伏線と新たな事実が明らかになってくるんです。なので、1つを選べないのですが、まずは妻殺しの黒幕は誰なのか?誰が早瀬に冤罪をかけているのか?というところだと思います。

◆鈴木亮平“演じる人を演じる”難しさ 大河ドラマに似ている部分とは

― 今回二役を演じるということで、大変だと感じる部分は?

鈴木:言えないことが多すぎるんですよ(笑)一人二役なのかも微妙なところなんですが…基本的には儀堂を演じている早瀬が中心となります。儀堂に完璧になりきらなければ死ぬという状況なので、意外と僕が普段やっている俳優に近いのかなとも思います。わかりやすく“演じている”人を演じる方法もあるんですが、今回は生き残るためなので、お客さんも騙せるくらい自然じゃないといけないんですよね。その中でも演技初心者ならではのありがちなミス、力が入りすぎて過剰にやってしまったり逆にすごく抑えめにしてしまったり。1日演じて帰ってきた後にすごく疲れる、などそういう“演技あるある”は楽しんで入れていったつもりです。

― これまでたくさんの役を演じられてきた中で、今回初体験の部分を教えてください。

鈴木:“ある人物を演じている人間”を演じ続けるのは、初めての経験でした。極限の状況に放り込まれて、前半は1話1日で進んでいくんですが、撮影は時系列通りではないので「今どの段階なんだっけ?どれくらい儀堂が染み込んでいるんだっけ?」と確認しながら撮影に入る日々でした。大河ドラマでも15話を撮ってから1話に戻るなどあったので、大河ドラマを思い出しました。

◆戸田恵梨香と現場で大切にしたこと「戸田さんじゃないとあの役はできなかった」

― 早瀬のもとに突如現れる公認会計士・幸後一香を演じる戸田さんの印象を改めて教えてください。

鈴木:素晴らしいです。いつも明るくて話しやすいですし、すごく知的な方で、細かく脚本を読み込んで、それを現場で監督や僕にシェアしてくれたんです。あらゆる登場人物が嘘をついていて、誰が味方か最後までわからないという状況の中で、今演じるシーンはどういう状況になっていて相手がどういう嘘をついているか完全に理解しながら臨む必要がありました。コミュニケーションを重視して理解しながら作っていくところは僕と似ているなと思って、戸田さんじゃないとあの役はできなかったと思います。時系列もバラバラに撮っていくので、考えて現場に来ないとついていけなくなるんです。毎回戸田さんと「今はどこまで真相を知っているっけ」「前回あのシーンがあったからあれは知っているはず」「僕は、黒幕は彼だと思っていて、そっちもそうだよね」などと確認しあっていました。それを全部わかって演じないと違和感が出たり辻褄が合わなくなったりするので毎回話していましたね。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆鈴木亮平(すずき・りょうへい)プロフィール

1983年3月29日生まれ、兵庫県出身。2006年に俳優デビューし、映画『椿三十郎』(2007)で映画初出演を果たす。NHK連続テレビ小説「花子とアン」(2014)ではヒロインの夫役を演じ、NHK大河ドラマ「西郷どん」(2018)では主人公・西郷隆盛役を務めた。主なテレビドラマ出演作に「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021/TBS)、「エルピス―希望、あるいは災い―」(2022/関西テレビ)、「下剋上球児」(2023/TBS)など。映画では『HK/変態仮面』(2013)、『俺物語!!』(2015)、『孤狼の血 LEVEL2』(2021)、劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2023)、Netflix映画『シティーハンター』(2024)、『花まんま』(2025)など話題作に多数出演。『エゴイスト』(2023)で第78回毎日映画コンクール男優主演賞ほか多数受賞。2026年夏には劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~ CAPITAL CRISIS』の公開を控えている。

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