坂口健太郎、手紙を送った人気アーティスト告白 直筆で返事も【盤上の向日葵】 | NewsCafe

坂口健太郎、手紙を送った人気アーティスト告白 直筆で返事も【盤上の向日葵】

芸能 モデルプレス/ent/movie
「盤上の向日葵」 公開初日舞台挨拶に登壇した坂口健太郎(C)モデルプレス
【モデルプレス=2025/10/31】俳優の坂口健太郎と渡辺謙が31日、都内で開催された映画 『盤上の向日葵』 公開初日舞台挨拶に登壇。坂口が手紙のやり取りをした人気アーティストを明かした。

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◆坂口健太郎、手紙を送った人気アーティスト明かす

本作は、謎めいた過去を持つ天才棋士・上条桂介(坂口)と、桂介に大きな影響を与えた賭け将棋の真剣師・東明(渡辺)が織りなすミステリーを描く。この日は、サザンオールスターズの主題歌『暮れゆく街のふたり』が流れる中で、原作者の柚月氏も登場し、坂口、渡辺、熊澤尚人監督に花束を贈呈する一幕があった。同曲について坂口は深刻な運命を生きるキャラクターたちが登場するとしたうえで「彼らの気持ちを代弁してくれているような曲だなと思った」としたうえで、口笛のアレンジについては「より一層切なく感じるというか。かかるシーンもシーンなんですけど、桂介の幸せだった瞬間の夢みたいなところで、あの口笛がかかって。もう一層深くしてくれるような、そんな音楽だなって思いました」と話していた。

また、本作についてラジオで語った桑田佳祐に手紙を送ったそうで「『ありがとうございました』っていうことで」と振り返り「桑田さんも直筆でというか、お手紙をくださって。『すごく面白かった。これからもこの映画の成功をすごく楽しみにしています』っていう内容のものをもらいましたね」と明かしていた。

◆坂口健太郎、渡辺謙との初共演で感じたこと

渡辺との初共演で感じたことを聞かれた坂口は「東明が出てくるシーンって、どこか何か起きるなっていう不穏な一瞬の空気を纏っていらっしゃるので。どこか緊張感があるというか」と回想。「例えばカットがかかって、このシーンはこうだねとか、本の話とかをしている時の謙さんは、すごく軽やかな方だったので。カメラが回る『よーい』くらいまでは、いろんな話をしているんですけど、『よーい』の声がかかった瞬間に2人ともスイッチが切り替わるみたいな撮影はしていた気がします」と振り返った。

作品を通して、渡辺から継承したもの・受け取ったものを聞かれた坂口は「一つの作品をみんなで撮っているから、戦うっていうわけではないんですけど、謙さんが役に対してちゃんと自分が当事者になるというか」「ちゃんとその役を生き切るみたいなことは、すごく学ばさせてもらったなって言うのは思います。継承したって言うと、もしかしたら大げさかもしれないですけど」と返答。そんな坂口の思いを受けた渡辺は「継承って難しいんですよ。僕らは形がないから。数値でも測れないし、こういうことだよねっていうロジックなものではないので。僕も10年ぐらいして、あの時に言ってたこととか、あの時にやってたことって、こういうことなのかっていうのを感じて、自分の中で熟成していくものっていうのは、結構あったりするので。僕らはそうやって継承されていくんだと思うんですよね。特にこの映画でこうっていうのではなくて。10年後ぐらいを楽しみにしています」とエールを送り、坂口も「頑張ります」と返していた。(modelpress編集部)

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