今回の「秋の特別編」は、35周年の締めくくりにふさわしい新作3本と、傑作選1本というスペシャルな構成。
3作品目のタイトルは、「止まらなければ生きられないゲーム」。山田が「世にも奇妙な物語」初出演にして、初主演を務める。
物語は、山田演じる徳永が、保証人になっていた友人の会社の倒産で逆恨みによる暴行を受け、妻のユノからも借金を背負ったままなら別れる、と言われるところから始まる。
そんな徳永のもとに、差出人不明の“だるまさんが転んだ”ゲームへの招待状が届き、ゲームで最後まで残った者は賞金30億を受け取ることができるというが…。
共演には、柳ゆり菜、渡辺大知ら表現力豊かな俳優が脇を固め、柳は徳永の妻・ユノを演じ、渡辺は徳永の友人・稲垣を演じる。
また、本作の脚本は、韓国の制作会社「WEMAD」との共同開発作品。「WEMAD」が過去に制作した「赤い袖先」は韓国国内で数々の賞を受賞し、話題を呼んだ。今回は日韓共同作品として、新しいスタイルの「世にも奇妙な物語」が登場する。
初出演の山田自身も「監督やプロデューサーから“え? 出たことないの?”と言われました(笑)」とコメント。
「“デスゲーム”っぽい作品はよく見ますし、『世にも』の中でも、ストレートでわかりやすいタイプだと思うので、誰でも楽しめるタイプの作品だと思います」と自信をのぞかせつつ、「(徳永が)不憫な男だなぁって(笑)。作品の中で普通の状態の時が少なくて、どこかしら負傷していて。撮影中、(メイクで)傷をつけて、拭いて、足して…ってやっています(笑)」と明かしている。
「止まらなければ生きられないゲーム」あらすじ
徳永正夫(山田涼介)は、保証人になっていた友人の会社が倒産し、逆恨みによる暴行を受けて入院する羽目に。しかも妻のユノ(柳ゆり菜)からは、借金を背負ったままなら別れると言われてしまう。意気消沈する徳永の元に届いたのが、“だるまさんが転んだ”ゲームへの招待状だった。
差出人不明の手紙に書かれたルールは「合図のあと、30秒止まれ。最後まで残った者には賞金30億」。クリアのたびに大金が振り込まれ、徐々にゲームにのめり込んでいく徳永は、友人の稲垣(渡辺大知)もゲームに参加していると知り……。
土曜プレミアム「世にも奇妙な物語35周年SP 秋の特別編」は11月8日(土)21時~フジテレビ系にて放送。




