村井:イントロからピアノが爽やかで、すぐに引き込まれました。「Unhappy birthday構文」というタイトルも、“誕生日についてあまり良く思っていない”というテーマも新鮮でしたし、ラストのサビ部分に「バースデイソングを歌うな」、「クラッカーなんか鳴らすな」、「もしも自分の意思で」、「生まれ変われるんなら」、「僕は僕に言いたい」、「Happy birthday to me.」という歌詞があるのですが、主人公がこの楽曲の中で1番言いたかった正直な思いが最後の歌詞に出ているというのも印象的でした。
村井:今回センターに選んでいただいたことで、櫻坂46のメンバーとしての覚悟はより強くなりましたが、責任感がより強くなったのは、1年前にリリースした10thシングル「I want tomorrow to come」のBACKS曲「僕は僕を好きになれない」でセンターを務めさせていただいたタイミングです。加入してすぐの頃は、目の前のことしか考えられず、「自分がもっと頑張らなきゃ」と思っていましたが、このシングルを機に「このグループを大きくしたい」という気持ちが1番になりましたし、自分自身を客観視することもできて、大きく成長できた期間だったと思います。その経験から1年後に表題曲のセンターをすることができたことも、すごくありがたいなと思っています。