吉沢亮・広瀬すず・黒川想矢ら「第17回TAMA映画賞」受賞作品&受賞者発表【一覧】 | NewsCafe

吉沢亮・広瀬すず・黒川想矢ら「第17回TAMA映画賞」受賞作品&受賞者発表【一覧】

芸能 モデルプレス/ent/movie
(上段左から)広瀬すず、吉沢亮、瀧内公美(下段左から)萩原利久、桜田ひより、黒川想矢(C)モデルプレス
【モデルプレス=2025/10/03】「第17回TAMA映画賞」の受賞作品及び受賞者が発表され、吉沢亮、広瀬すず、黒川想矢らが受賞した。

【写真】吉沢亮、色っぽさに刺激受けた年下俳優

◆吉沢亮・広瀬すず・黒川想矢らが受賞

このたび国内映画賞のトップバッターとして注目を集める「第17回TAMA映画賞」の受賞作品及び受賞者が決定。本年度最も活力溢れる作品の監督及びスタッフ・キャストを表彰する最優秀作品賞には『国宝』と『ルノワール』が選出。さらに、本年度最も心に残った男優を表彰する最優秀男優賞を長塚京三と吉沢、本年度最も心に残った女優を表彰する最優秀女優賞を瀧内公美と広瀬、本年度最も飛躍した監督もしくは顕著な活躍をした新人監督を表彰する最優秀新進監督賞を平一紘監督と山元環監督が受賞した。

そして、本年度最も飛躍した男優もしくは顕著な活躍をした新人男優を表彰する最優秀新進男優賞を萩原利久と黒川、本年度最も飛躍した女優もしくは顕著な活躍をした新人女優を表彰する最優秀新進女優を桜田ひよりと中野有紗が受賞した。

映画ファンを魅了した事象に対し表彰する特別賞には、呉美保監督及びスタッフ・キャスト一同と、大九明子監督及びスタッフ・キャスト一同が選出された。

◆「TAMA映画賞」

TAMA映画賞は、2009年にスタートし、前年10月から当年9月に一般劇場で公開された作品及び監督・キャスト・スタッフを対象に、市民ボランティアの実行委員が選考。「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰している。(modelpress編集部)

◆「第17回TAMA映画賞」受賞作品及び受賞者

【最優秀作品賞】
・『国宝』(李相日監督 及びスタッフ・キャスト一同)
・『ルノワール』(早川千絵監督 及びスタッフ・キャスト一同)

【特別賞】
・呉美保監督 及びスタッフ・キャスト一同(『ふつうの子ども』)
・大九明子監督 及びスタッフ・キャスト一同(『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』)

【最優秀男優賞】
・長塚京三(『敵』)
・吉沢亮(『国宝』『ババンババンバンバンパイア』)

【最優秀女優賞】
・瀧内公美(『レイブンズ』『敵』『奇麗な、悪』『ゆきてかへらぬ』『国宝』『ふつうの子ども』『宝島』)
・広瀬すず(『遠い山なみの光』『アット・ザ・ベンチ』『ゆきてかへらぬ』『片思い世界』『宝島』)

【最優秀新進監督賞】
・平一紘監督(『木の上の軍隊』『STEP OUT にーにーのニライカナイ』)
・山元環監督(『この夏の星を見る』)

【最優秀新進男優賞】
・萩原利久(『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』『世界征服やめた』)
・黒川想矢(『国宝』『この夏の星を見る』)

【最優秀新進女優賞】
・桜田ひより(『この夏の星を見る』『大きな玉ねぎの下で』)
・中野有紗(『この夏の星を見る』)

◆「第17回TAMA映画賞」各賞受賞理由

【最優秀作品賞】

『国宝』:圧倒的な熱量で血筋と才能に翻弄される2人の激動の半生を重厚に描き出し、観客に深い感動と余韻をもたらした。

『ルノワール』:11歳の少女のひと夏を鋭く繊細な感性で描き、身近な大人の孤独や痛みに触れ社会を知るその姿を通して、人生をしなやかに肯定した。

【特別賞】

平和なようで事件だらけの毎日に体当たりでぶつかる子どもたちの世界を描いた『ふつうの子ども』に対して:子どもたちの日常や小さな冒険を生き生きと描き、大人たちも自身の記憶と重ねて共感できる心温まる作品となり、観客を魅了した。

人を好きになることの痛みを溢れ出る言葉に込めて、心に深く突き刺した『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』に対して:人を好きになることの痛みと泣きたくなる気持ちに寄り添い、繊細な若者たちの心の叫びを、圧巻の告白シーンによって胸に響かせた。

【最優秀男優賞】

長塚京三:老いを受け入れる威厳と清潔さ、そして現実と幻想の狭間で見せる痛々しい老いの姿を繊細に演じ、観客に深い共感と勇気を与えた。

吉沢亮:『国宝』において、命を削るように役と向き合う姿はもはや演技とは思えない高みへと達しており、そのあまりの美しさに息を呑んだ。

【最優秀女優賞】

瀧内公美:『レイブンズ』『敵』など出演した作品にスパイスを効かせ、観客を惹きつける俳優としての確かな表現力と造形力が際立った。

広瀬すず:『遠い山なみの光』において、1950年代の長崎で希望をもって生きた主人公・悦子を、美しい立ち居振る舞いと卓越した心情表現で見事に演じた。

【最優秀新進監督賞】

平一紘監督:『木の上の軍隊』において、沖縄戦と正面から向き合い、困難と葛藤を乗り越える2人の兵士を丁寧に描き、広い世代の心に届く作品に仕上げた。

山元環監督:コロナ禍の中高生の感情をマスク越しの会話劇で描き、夜空から星を捉えるアクションは私たちの希望も照らし出した。

【最優秀新進男優賞】

萩原利久:『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』において、偶然の恋に一喜一憂する主人公を、光と影を巧みに織り交ぜた演技で表現した。

黒川想矢:『国宝』において、喜久雄の少年期を抑えた表情のなかに複雑な感情をにじませて演じ、画面に惹きつける吸引力で観客を魅了した。

【最優秀新進女優賞】

桜田ひより:『この夏の星を見る』において、いつもの日常が失われた世界で、人々をつなぐ道標となる役を、強い眼差しと心を掴む行動力で演じきった。

中野有紗:登場人物の胸の内の思いを受け止める豊かな感受性とその溢れんばかりの思いを体現する感性の高さで観客を魅了した。

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

特集

page top