10月8日からスタートする新ドラマ『ESCAPE それは誘拐のはずだった』(日本テレビ系)で、桜田ひよりとダブル主演を務める佐野勇斗。演技力が高く評価され、数々の映画やドラマに出演してきた彼にとって、民放キー局GP帯ドラマ初主演作となる。本記事では、『ESCAPE それは誘拐のはずだった』で佐野が演じる役柄などに触れながら、注目のポイントを紹介したい。
【関連】佐野勇斗、アーティスト・俳優の二足のわらじで大活躍!エネルギッシュな活動で唯一無二の存在へ
佐野は、5人組ダンスボーカルグループ・M!LKのメンバーとして活動しながら、俳優としても活躍。2024年度後期のNHK連続テレビ小説『おむすび』では、栃木県出身の高校球児として物語に登場し、後に橋本環奈演じるヒロインの米田結と結婚する四ツ木翔也役を好演した。他にも、ドラマ『ひとりでしにたい』(NHK)では、綾瀬はるか演じる主人公・山口鳴海に好意を寄せる“こじらせ男子”の那須田優弥役を務め、存在感を発揮している。
そんな大活躍の佐野がこの秋に主演の1人を務める『ESCAPE それは誘拐のはずだった』は、大企業の社長令嬢が前科モノの青年に誘拐されるも、なぜか手を組むことになり、日本中が注目する逃亡劇へとエスカレートしていくノンストップヒューマンサスペンス。佐野が演じるのは、誘拐犯グループの1人で、攻撃的な言動や装いをしながらも、素朴で嘘がつけない正直な性格の林田大介。貧しい環境で育ち特殊詐欺に関与してしまった過去を持つが、誘拐した八神結以(桜田)と共に過ごすことで少しずつ変化していくという役どころだ。
佐野は公式コメントで、「今まではオタクっぽい役とか内向的な役が多かったので、初めて『誘拐犯』という演じたことが無い役の話が来てうれしかった」「大介のような“ちょっと破天荒な役”をやりたかったのかもしれません」と明かしており、初めて演じるタイプの役柄に手ごたえを感じていることをうかがわせた。また、日テレドラマ公式チャンネルにアップされているスペシャルインタビューでは、大介を、「怖いという印象よりも、すごい明るくてちょっと天然なところもあって」「物事に真っ直ぐでっていう側面もある」と表現しており、ギャップのあるキャラクターをどのように演じるのか、期待が高まる。
『ESCAPE それは誘拐のはずだった』の情報が解禁された際、SNSでは、「今までの役とは雰囲気も違う作品だと思うので、今からワクワクドキドキ」「こういう役の佐野くん見たいと思ってた」「役柄もストーリーも面白そう」などの声があがっており、楽しみにしているファンも多いようだ。破天荒な誘拐犯という役柄で、佐野がどのような“新境地”を見せるのか、ぜひ注目してみてはいかがだろう。