キャスティング・ディレクターとして約30年にわたり活躍するデブラは、映画史に残る数々の名作や話題作でその手腕を発揮してきた。代表作には『アメリカン・ビューティー』(99)、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(02)、『ドリームガールズ』(06)、「オーシャンズ」シリーズ(01〜)、「猿の惑星」シリーズ(11〜)、「ハンガー・ゲーム」シリーズ(12〜)などがあり、今後の公開待機作として『トロン:アレス』(25)や『The Hunger Games:Sunrise on the Reaping』(原題、26)が控えている。その功績は業界内でも高く評価されており、CSAが主催するArtios賞に21回ノミネート、4回受賞という輝かしい記録を誇る。