【モデルプレス=2025/09/30】Aぇ! groupの佐野晶哉が9月30日、都内で行われた映画『トリツカレ男』(11月7日公開)のプレミア上映会に、共演の上白石萌歌、柿澤勇人、主題歌を担当したAwesome City Club(Atagi、モリシー、PORIN)とともに出席。同作でのレコーディング秘話を明かした。【写真】佐野晶哉が“取り憑かれている”アーティスト◆佐野晶哉&上白石萌歌、作品完成に喜び世界最速で本作を見てもらう心境を聞かれると、佐野は「僕らが声を入れさせてもらったのが今年の頭、2月とか3月で、そんな僕らでも“やっと見てもらえるんか”という感じやけど、監督とか制作スタッフさんの話を聞いたら、僕らが声を入れる5年前からこの話が上がって、音楽は誰に担当してもらうかとか、この役は誰に声をしようかとか、誰が絵を描くねんとか、やっとみなさんに届けることができて本当に幸せやし、ほんまに日本中から愛される作品の第一歩に僕もこうやって参加できて幸せでした」と目を輝かせ、舞台挨拶後に自身の声の演技や歌を見聞きしてもらうことになるか、どの感情が1番大きいか追及されると「自信しかないので嬉しい100です」と胸を張った。同じ質問に、上白石は「今日、この場所でこの作品は初めてみなさんの目に触れるということで、私も初めてこの作品を見て試写室を出たときに、目に映る空とか雲とか、そういうものが全部美しく、愛おしく見えるような、心を洗濯するような作品に仕上がっていると思いますので、みなさんも劇場を出たあとは温かい気持ちになっていただけると思います」とアピールした。◆佐野晶哉、レコーディング秘話明かす「すごく悩みました」また、自身の役を演じた感想を聞かれると、佐野は「めちゃめちゃかわいくて魅力的なキャラクターだったので、どんな声を乗せるのかすごく悩みましたね」と打ち明け、「監督も特別、思い入れの強いキャラクターだったと思うので、歌のレコーディングも何テイクも重ねて、やっと自分的にも納得がいって、音響監督の方にも周りのスタッフさんからも、初めて1テイク歌い切ったときに拍手が出て、耳の中に拍手が届いて“よっしゃー、決まった!”と思ったら、監督が『今のはジュゼッペじゃない』って言われて(笑)、監督の頭の中のジュゼッペを探しにいくような旅で、めっちゃ楽しかったですね」とにっこり。ジュゼッペのどんなところにかわいらしさを感じたのか尋ねられると「いろんなことに夢中になって、夢中になったことを忘れてまた次のことに夢中になって、ペチカと出会って初めて恋をして、こんなに好奇心が旺盛で、いろんなことを好きになれる人の人生って華やかなんだろうな、こういう風に僕も生きられたら幸せやなって思いながら声を入れていました」と笑顔で語った。一方、ペチカを演じた上白石は「初めて絵コンテを見たときに、私もジュゼッペのように(ペチカに)一目惚れをしてしまって、くりっとした目と艶やかな髪の毛で、ペチカってミステリアスなんですね。重大な秘密を抱えていたり、心の奥にいろんなものを抱えている女の子がジュゼッペと出会って雪が溶けていくように心を解放していく女の子なんですけど、私も初めて見たときにミステリーに取り憑かれる感じがあったので、私も彼女に一目惚れをするような気持ちで出会いましたね」と振り返り、演じる上でペチカの心情の変化を意識したそうで「ペチカは知らない街に来て、孤独に暮らしている女の子が、ジュゼッペという太陽のような存在と出会って心を溶かしていくお話でもあるので、その雪解けの具合をみなさんに楽しんでいただけたらと思います」と語った。◆映画「トリツカレ男」いしいしんじ氏による小説『トリツカレ男』(新潮文庫刊)を映画化した本作。ひとたび何かに夢中になると、ほかのことが目に入らなくなってしまい、街のみんなから“トリツカレ男”と呼ばれているジュゼッペ(佐野)。彼がとりつかれるものは誰も予想ができないものばかりで、行き場のないネズミのシエロ(柿澤)に話しかけるうちにネズミ語をマスター。昆虫採集に夢中になっていると、公園で風船売りをしているペチカ(上白石)に一目惚れし、ペチカに夢中になる。勇気を出してペチカに話しかけたジュゼッペだったが、ペチカの心には悲しみがあった。ジュゼッペは大好きなペチカのため、相棒のシエロとともに彼女が抱える心配事をこれまでとりつかれた数々の技を使ってこっそり解決していく。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】
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