2025年8月より、アジア・アメリカをめぐるワールドツアー「Travis Japan World Tour 2025 VIIsual」を開催していたTravis Japan。ニューヨークから始まった自身2度目となるワールドツアーで、5都市にて計15,000人を動員した。
9月からはじまったアジア公演は全て(台北、香港、バンコク)ソールドアウト。約1年ぶりのカムバックとなったバンコクでは、開演前から「トラジャ!」のコールが。“Travis Japan World Tour 2025 VIIsual FINAL” とLEDスクリーンに映し出された文字をきっかけに歓声が一際大きくなり、学ラン風の衣装に身を包んだメンバーが登場。「Let’s get started!」という松田元太の声がけとともに、『Crazy Crazy(English ver.)』 のパフォーマンスでライブをスタートした。
花道を渡りセンターステージに出てきたメンバーは、続いてライブの定番曲である『Love Tag』をパフォーマンスしたのち「Are you ready to get fired up Bangkok?Make some noise!!!」という中村海人の煽りと共に、『LEVEL UP』のダンスを披露。会場を魅了した。
続いて攻撃的なBO$$Y(Remix ver.)のダンスで会場をさらに盛り上げると、パフォーマンスのラストでは “Let’s enjoy our show tonight!”という熱い宮近海斗の掛け声が。短いインターミッションの映像ののち、白スーツ、白ハットに身を包んだメンバーが登場。グループカラーである紫に光る手袋を身につけ、『Swing My Way』を披露したのち、パフォーマンスは『Tokyo Crazy Night』へ続き、セクシーな魅力とともに楽曲を歌い上げる。
そのまままパフォーマンスはしっとりと『Whiskey and Tonic』へ。曲中のメンバー同士のインタラクションには一際熱い歓声が上がる。その後、舞台には紗幕が降ろされパフォーマンスは『Rush』へ。熱い情動を歌った楽曲を肌が見えるセクシーな衣装でパフォーマンスすると、紙吹雪が舞い楽曲のクライマックスを迎える。楽曲が終わるとステージ面には今ワールドツアーで初めてトラッコが一列に並んで登場し、一際の歓声と共に楽曲は『DRIVIN’ ME CRAZY』へ。
ツアーTシャツに着替えたメンバーはトラッコに乗って会場を大きく横断し客席後方へと移動し、トラッコを降りて後方のステージへ駆け上がる。客席後方のファンへ「サワディーカーップ(こんにちは)」とタイ語で改めて挨拶をしたのち、『Dance With Me 〜Lesson 1〜』で明るく楽しく客席を盛り上げる。『Underdogs』で再度トラッコに乗って今度はステージ前方へ。ツアータオルを振り回しながら客席をさらに盛り上げていく。メインステージに戻ったメンバーは『Would You Like One?』をパフォーマンスし、彼ららしいノリの良さで会場を盛り上げていく。曲の最後ではまたセンターステージに走っていき全員で決めポーズをした。
◆トラジャ、タイ語で挨拶
MCパートでは、「Are you guys haiving fun??(楽しんでる?)」と中村が観客に問いかけた後、「Just Dance Together! We are Travis Japan!」と改めて全員で自己紹介をすると川島如恵留が「ソールドアウトありがとう!」七五三掛龍也も「思った以上に会場大きいね!!」と続き松倉海斗も「We love here,4回目のタイランドです!」。中村はみんなで乾杯したいけど、乾杯ってなんていうの??と教えて!」と現地のファンにタイ語を確認した。
難しいタイ語は聞き取れなかったが、「後でタイ語は確認するから今は日本語で乾杯しようか!」と宮近が、「みんな、ボトルを片手に!Thudner Domeに来れたことは当たり前じゃないよ。みんな健やかに、いられたからだよ」という温かいメッセージ、そして独特のギャグと共に観客と乾杯。続いてSNSに載せる用の動画を撮影するから『Woud you like One?』のファンコールをみんなで練習しようと声をかけ、観客とファンコールの動画を撮影し盛り上がる。
ラストを「We are TJ!」という中村の叫び声とともに締めくくり、「This is our show from Japan!We are Travis Japan!」という宮近のメッセージと共にメンバーは一度舞台から去っていく。
◆鳴り止まない「トラジャ」コール アンコールも実施
「トラジャ!トラジャ!」のアンコール掛け声のコールに答えステージに戻ったメンバーはグループの代表曲の一つ、『My Dreamy Hollywood』をパフォーマンス。再び登場したトラッコに乗り、『Party Up Like Crazy』の楽曲に合わせて、再度客席後方のステージへ。客席に手を振りながら再びトラッコにまたがって、今度はデビュー曲、『JUST DANCE!』に合わせて客席前方へ。集まった観客たちと目を合わせてコミュニケーションを撮りながらメインステージに戻ると「Thank you so much! can we come back here?」という宮近の呼びかけ、そして「I say something, you say 賛成!」の後に続いた、「賛成!」の大団円でライブを終了。
終演後の場内アナウンスが流れた後も鳴り止まないトラジャ!の掛け声に応える形で再びステージに戻ったメンバーは「みんなありがとう!!終わりたくないよね!何して欲しい?」と川島が観客に問いかけ、「Please let us hear your voice! Make some noise! We have one more song!(声を聴かせて!もっと!もう一曲あるんだよ!)」と実はもう1曲用意している旨を伝え、本ツアーで初めて披露する『Unique Tiger』のパフォーマンスがスタート。
観客の大きな歓声と共に、ツアー最高潮の盛り上がりを見せたのち、メインステージに戻り一列に並んだメンバーを宮近が代表し、「Travis Japan最後まで最高の時間を皆さんと味わいました。今年のワールドツアーは終わってしまいましたが、まだまだ成長して最高のエンターテインメントを日本から世界へ届けたいと思いますので、みなさん楽しみに待っていてください。では、“I say ありがとう! You say どういたしまして!”」と締めくくり、「どういたしまして〜!」という大きい観客の歓声と共に「See you soon!」と口々に声をかけながら舞台を後にするメンバー。中村の「キットゥン・フェーンタイ・クラップ(タイが恋しいよ)」というメッセージに一際大きな歓声があがり、ツアーの最終公演のクロージングとなった。(modelpress編集部)
◆「Travis Japan World Tour 2025 VIIsual」9月27日公演セットリスト
1 Crazy Crazy 2 Love Tag 3 LEVEL UP 4 “BO$$Y - ☆Taku Takahashi(m-flo)Remix” 5 Swing My Way 6 Tokyo Crazy Night 7 Whiskey and Tonic 8 Rush 9 DRIVIN' ME CRAZY ※バンコクのみ 10 “Dance With Me ~Lesson1~" ※バンコクのみ 11 Underdogs 12 Would You Like One? 13 HBD 14 “Okie Dokie! -Acoustic ver.-” 15 Say I do 16 “Fireflies -アカペラRap ver.-” 17 TJ Remix 18 Thrill 19 “99 PERCENT-和ver.-” 20“VOLCANO -和ver.-” 21 BO$$Y
ENCORE 1 My Dreamy Hollywood 2 PARTY UP LIKE CRAZY ※バンコクのみ 3 JUST DANCE!