屋台の宣伝も兼ねて、地元のコミュニティ FM でラジオ・パーソナリティを務めている輝元(中村海人)は、プロデューサー・渉(矢花黎)の強い推薦で出演したご当地アイドル「ビーチサイド」の3人と出会う。輝元が彼女たちを「屋台においでよ。人生相談にも乗るから」と誘ったところ、やって来たのはメンバーの神崎エリナ(向井怜衣)だった。翔太(神山智洋)は屋台自慢のフレンチトーストを振舞うが、なぜかエリナの表情が浮かない。「実はビーチサイドを脱退して、別の人気アイドルグループに加入しようか悩んでいる」と言うエリナ。しかし他のメンバーは何も知らずに初のワンマンライブに向けて盛り上がっており、脱退を言い出せずにいた。新たな場所に挑戦するべきか留まるべきか…。同様の選択を迫られた経験のある翔太は、エリナの気持ちが痛いほど分かるのだった。