JINの本名である「キム・ソクジン!!」コールの中、巨大なブザーを押すというユニークな演出で幕を開けたステージは、1st Solo Album ‘Happy’のタイトル曲「Running Wild」から始まり、「Falling (feat. Taka)」などの楽曲でエネルギッシュにスタート。生バンドによる力強い演奏とJINの伸びやかな歌声が見事に調和し、会場の熱気は一気に高まった。JINは軽やかにステージを走り回り、ARMYのレスポンスを引き出した。そして、流ちょうな日本語で「『Run Jin』では毎回ゲストが登場しました。今日のゲストはARMYの皆さんです。ミッションに挑戦する覚悟はできていますか」と呼びかけると、会場は歓声に沸いた。
続くステージでは、5月にリリースされたSecond Solo Album ‘Echo’から「Don't Say You Love Me」や「Background」をしっとりと歌い上げ、会場全体が優しい雰囲気に包まれた。さらに注目すべきは、JIN自らピアノ演奏に挑戦した「I will come to you」と「Abyss」。JINが奏でる繊細な旋律と澄んだ歌声に、ARMYは息を呑み、静寂の中で音楽に耳を傾けた。