【モデルプレス=2025/07/12】SUPER EIGHTの安田章大が7月12日、都内で行われたスタジオジブリ『火垂るの墓』音声ガイド付き上映会に出席。自身が担当した音声ガイドに込めた思いを語った。【写真】SUPER EIGHT安田章大の激変した姿◆安田章大、音声ガイドへの思い脳腫瘍(髄膜腫)の手術による光過敏の後遺症と向き合ってきた安田は、同月15日からNetflixで日本国内配信が始まる『火垂るの墓』にて、視覚が不自由な視聴者ら向けの音声ガイド「オーディオ・ディスクリプション」を担当。ブルーのセットアップで登場した安田はマイクを離し「ここで話してまーす」と呼びかけたあと、「夏、そして爽やか、メンバーカラーであるブルーを基調とした服でございます」と、目の不自由な来場客らに向けてファッションを解説した。また、音声ガイドを担当する思いを尋ねられると「僕自身は、言葉が持つ温度とか湿度とか匂いとか、その人が何を思って言葉を発しているのか、そしてその発した思いの裏側にどんな思いが実ははらんでいるのかというところに、普段生きていて着目して人と会話をしているんです」と吐露。加えて「自分自身は、今までの仕事の経験上、たくさん言葉によって痛みを覚えたり、傷つけられてきたりという経験をしてきた分、自分自身がこういう風に言葉を扱わせていただける仕事に関しては、より自分自身が言葉に嘘のないような感情で向き合うような必要があるのじゃないのかと思い、自分の中で日々精進していた中でこういう出会いがあったので、声の活動の中では大切にしていきたいなという思いでした」と語った。そして「僕も人間であり、出てくるキャラクターみんなも人間であるということで、それぞれの感情の揺れはあると思います。なので、僕自身感じた感情の揺れをそのまま大切に読ませていただきました」と伝え、「『火垂るの墓』のストーリーとともに、僕の心の揺れも一緒に感じてもらいながら、3D体験を味わっていただけたらなと思います。それぞれが主人公であるということを再度体験してもらいながら、『火垂るの墓』を感じてもらえたらなと思います」と呼びかけた。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】