吉沢亮、主演映画『国宝』が大ヒット!“役者魂”あふれる熱演にSNSでも感動の声続出 | NewsCafe

吉沢亮、主演映画『国宝』が大ヒット!“役者魂”あふれる熱演にSNSでも感動の声続出

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吉沢亮、主演映画『国宝』が大ヒット!“役者魂”あふれる熱演にSNSでも感動の声続出

映画『国宝』の勢いが止まらない。7月6日までの公開31日間で観客動員数319万人、興行収入44.8億円を突破するなど話題沸騰の同作は吉沢亮が主演を務めており、その渾身の芝居に心を打たれる人が続出している。そこで本記事では、映画『国宝』での吉沢の演技や役作りに触れつつ、彼の俳優としての魅力を紐解いてみたい。

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吉沢は、2009年に所属事務所の全国オーディションを経て芸能界デビュー。映画『キングダム』シリーズや2019年度のNHK連続テレビ小説『なつぞら』など数々の作品に出演して実力に磨きをかけていき、2020~2021年度のNHK大河ドラマ『青天を衝け』では主演に抜擢。幕末から明治を駆け抜け、日本資本主義の礎を築いた渋沢栄一を見事に演じきった。今や揺るぎない実力派俳優として抜群の存在感を放っている印象だ。

そんな吉沢が主演を務めた映画『国宝』は、任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げた主人公の50年を描いた壮大な一代記。吉沢が演じているのは、稀代の女形として脚光を浴びていく主人公・立花喜久雄だ。作中では、喜久雄が上方歌舞伎の名門の御曹司として生まれた親友でありライバルの大垣俊介(横浜流星)とお互いに高め合い、激動の時代を生きながら、“国宝”へと駆け上がっていく姿が描かれる。

『国宝』が大ヒットを記録している理由の1つは、やはり女形に体当たりで挑んだ吉沢の熱演だろう。映画を観たSNSユーザーからは、「この映画の吉沢亮さんは本当にすごい」「演技が素晴らしい」「一人の歌舞伎俳優の人生を命を削るかのようにスクリーンに刻み付けていた」「鬼気迫る演技に震えました」「凄い俳優になったね」といった称賛の声が多数あがっており、彼の芝居が多くの人の心を震わせていることがうかがえる。

吉沢はテレビ番組のインタビューにて、『国宝』の撮影前は歌舞伎漬けの毎日を送っており、実に1年半も稽古を積み重ねたとして、「立ち方、座り方、扇子の置き方、拾い方とかをもう延々とやってる期間があって」「苦しかったですね、やっぱり」と苦労を明かしている。また、別のインタビューでは、過酷な撮影に心が折れそうになる瞬間、自身と同じく女形に挑んだ横浜の存在が励みになったといい、「“流星がこんなやってるんだから、俺もやらなきゃ”みたいな感じで、結構支えてもらってましたね」と語っていた。作中でも親友・ライバル役の横浜と切磋琢磨しながら、役作りにひたすら邁進したことが、観る者の胸を揺さぶるような熱演に繋がったのではないだろうか。

今年の6月でデビュー16周年を迎えた吉沢。映画『国宝』は、彼のキャリアの中でも指折りの代表作になったと言って差し支えないだろう。その“役者魂”で女形を見事に演じきった吉沢が、今後どのような道を歩んでいくのか注目だ。


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