1995年6月21日に発売された衝撃のミニアルバム『CALM DOWN』から30年。現在も止まることを知らず、全国各地でライヴを展開しているTHEATRE BROOKのデビュー30周年を記念し、完全生産限定7inchアナログ盤が6月25日にリリースされる。
Side-Aには、1997年8月1日に発売された、現在もライヴで披露されており、長い間愛され続けている4枚目のシングル『まばたき』を収録。
Side-Bには、2010年2月24日に発売された、彼ら最大のヒットシングル『裏切りの夕焼け』(アニメ『デュラララ!!』第1期オープニングテーマ曲)が収録されている。
【佐藤タイジからのメッセージ】
シアターブルックデビュー30周年記念7インチ「まばたき/裏切りの夕焼け」シアターブルックがデビューした1995年あたりは今から振り返るとなんて豊潤な時代だったろう。世界的にはRedhotChili Peppers.LennyKravitz.MassiveAttack.SADE.Jamiroquai.Chemical Brothers日本的にはオリジナルラヴ、UA.ラブタンバリンズ、フリッパーズギター、電気グルーヴ、etc。DJカルチャーが花開いたのが90年代だった。中でもACID JAZZのムーヴメントは東京クラブカルチャー的にも重要だった。シアターブルックは日本で初めてDJ(ターンテーブル)が導入されたロックバンドだ。その事実は軽視されがちだが、歴史的に見ると大きな意味がある。シアターブルックは’91のRedHotChiliPeppers初来日のフロントアクトもやっている。いわば元祖ミクスチャーと言って過言ではないのだ。そんなシアターブルックもデビュー30周年。紆余曲折はあるが結局何も変わらない。数多くの人生の節目に力強く背中を押してくれたと評価の高い「まばたき」。ヒットアニメ「デュラララ」のテーマソングとして奇跡の楽曲と言われた「裏切りの夕焼け」。こんな豪華なカップリングの7インチは当時では作れなかった。30年経過したからこその7インチ。しかもこの7インチは「塩化ビニールを8秒冷やし固めた」モノです。明らかにクリアで高い音質を誇ります。現存するロックバンドの中で最も高い演奏力とDJターンテーブルとアンサンブルするという先進性は今の若いクリエイターにもヒントになりうるはず。「日本の奇跡的7インチ」として聞いてほしいのです。
シアターブルック佐藤タイジ
PSこれを出すにあたり尽力してくれた村井くん(元シアターブルックのプロモーター)、中村くん(元シアターブルックのA&R)ありがとう!