【モデルプレス=2025/06/14】SUPER EIGHTの安⽥章⼤が6月13日、新宿梁⼭泊 第79回公演 唐⼗郎初期作品連続上演『愛の乞⾷』『アリババ』(6⽉14⽇〜7⽉6⽇@新宿 花園神社境内 特設紫テント)の囲み取材に、演出の⾦守珍とともに出席。現場の裏話を語った。【写真】安田章大、雰囲気ガラリの舞台メイク姿◆安田章大、会場設営に参加「学ばせていただいております」本公演では、唐⼗郎主催の状況劇場における数々の名作の中でも、康⼗郎作品の原点ともいうべき初期作品の1970年初演「愛の乞⾷」と、1966年初演の「アリババ」の2作を連続上演する。朝9時に現場入りして、劇団員と共に会場の設営も行ってきたことを金に明かされた安田は、照れ笑いを見せながらも「どうしても仕事がどん被りだったので、なんとかずらしてくれって言ったんですけど、無理だったので」「次の日からは朝から晩まで」と、多忙なスケジュールの中で出演しているにもかかわらず、日々設営にも勤しんでいる様子。「テント役者というものは、一つ一つ自分たちで作っていくんだということを、しっかり学ばせていただいております」としたうえで「来てくださった方々、『(安田が)作った席かも』と思って座ってください」とファンに呼びかけていた。また安田は「劇団の皆様が、全員で輪になって。本当に大きな渦を。唐さんが大好きな言葉ですよね。渦という言葉。その大きな渦を、丸ではないようなジグザグした渦をみんなで作っている中に入らせてもらえたという、ありがたい環境です」と出演に感謝。新宿の神社にテントを建て、その中に舞台があるというユニークな公演形態については「例えばなんですけど、ドームとかっていうところと、こういう場所でっていうのって、何ら変わりはなくて。一つ一つ何を届けたいのか。実質の距離じゃないと思うんですよね」とライブで立つステージと変わらないというスタンスを明かした。◆安⽥章⼤、熊肉の塊を差し入れ作品を通して一番伝えたいものを問われると「唐さんの思いじゃないですか。それを継承して金さんが受け継いで、その金さんの思いをみんなが受け取っていて、それで今立ち上がっているのが新宿梁⼭泊さんでしょうし」と返答。新宿の街中であるがために、時にはサイレンも聞こえることについては「僕たちがたまたまこういう世界で生きさせてもらえているだけであって、世の中もっといろんな生き物が生きていますから。全てが演出効果であると思うんですよね」と笑顔を見せていた。元気の源として鹿肉や熊肉を食べているという安田は、現場にも熊肉を差し入れたそう。どのように差し入れたのか問われると「熊肉の肉塊をそのまま」と笑顔で返答。調理は金が行ったそうで、安田は「『味付けは何がいい?』って聞かれるので、『塩コショウが一番ベストです』ってお伝えしたら、『分かった分かった』って」と裏話を明かした。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】