【モデルプレス=2025/06/07】KEY TO LIT(キテレツ)の井上瑞稀が6日、都内で開催された舞台「W3 ワンダースリー」の囲み取材に、平間壮一、永田崇人、松田るか、相葉裕樹、彩吹真央、中村まこと、成河、ウォーリー木下氏とともに出席。本作で主演を務める井上が、メンバーの反応を明かした。【写真】井上瑞稀・作間龍斗ら、水着姿で鍛え上げた肉体披露◆井上瑞稀、KEY TO LITメンバーからの応援明かす本作で主演を務める井上。記者から「KEY TO LITのメンバーが舞台を観劇する予定はあるか?」と問われると「あると思います!会えばちょくちょく『稽古の調子はどうだ』とかそういう話はしていて、きっと見に来てくれると思うし、応援してくれていると思っています」とメンバー間での会話を明かした。また、本作で手塚治虫氏の作品に初めて触れたという井上は、作品の感想を改めて聞かれると「子供から大人まで同じメッセージを受け取った時に、いろんな受け取り方ができるのもそうだし、それがすごくポップに描かれているからこそハードルが高くなくて、考えるきっかけとしてはすごく見やすい作品だなという印象受けました」と口に。最後にメッセージを求められ、平間から“頑張れ!”とガッツポーズで励まされた井上は「60年前の作品ですが、描かれている問題は今も我々の現実なのかなという風に思っています。この作品を通して、少しでも地球の未来について考えるきっかけになってくれたらなと思います。皆さん、シアターミラノ座でお待ちしております!」と呼びかけた。◆平間壮一、先輩の稽古場での姿勢に感嘆「僕たちみんな感化されて」稽古中の印象深い出来事を尋ねられると、平間は「僕と崇人が一緒に帰っているときに、まことさんや成河さんなど先輩の姿がすごいなと話していて」と、中村と成河の姿を称賛。「みんないろんな役をやっているんですけど、文句1つ言わずに、それどころかめちゃくちゃ楽しんで率先してやっている姿に僕たちみんな感化されて、みんなで楽しく稽古場にいたなっていうのが『ワンダースリー』のいいところだなと思いました」と稽古時を振り返った。続けて「大人になってくると頭が固くなって『僕はこれやらない』とか色々出てくると思うんですけど、そういうこと(を言わないというところから)世界平和が広がっていくのかなって稽古場で思わされたのは、先輩の後ろ姿を見てだなと感じました」と先輩たちの姿勢に感嘆していた。さらに、人形劇も見どころである本作。人形と近い距離で話すシーンも多かったという井上は「どういう風に人形を見たら本当にコミュニケーションを取っているように見えるのか、それが角度なのか、距離の取り方なのかで全然変わって見えたりする」「見てる方もきっとワクワクできるような、そんな作品になってると思います」と伝えていた。◆井上瑞稀主演舞台「W3 ワンダースリー」1965年~1966年まで「週刊少年サンデー」(小学館)に連載された手塚氏原作の本作は、誕生してから2025年で60周年を迎える名作。戦争、温暖化、食糧危機、地震やエネルギー不足など、自然と共存する上での多くの課題を抱えた地球で、手塚氏の目を通して“豊かさ”とは、“悪”とは、“正義”とは、を問いかける。(modelpress編集部)◆公演詳細・東京公演日程:2025年6月7日(土)~29日(日)会場:THEATER MILANO-Za・兵庫公演日程:2025年7月4日(金)~6日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール【Not Sponsored 記事】